バルセロナ、いきなり迎えたチャビ監督のラストマッチに2-1勝利…レヴァンドフスキ&フェルミンがゴール

AI要約

バルセロナはセビージャを2-1で破り、チャビ監督の最後の試合となった。

レヴァンドフスキとフェルミンがゴールを決め、バルセロナがリーグ戦を締めくくった。

チャビ監督は感動の別れとなる2年半をバルセロナで過ごし、新たな章が始まる。

バルセロナ、いきなり迎えたチャビ監督のラストマッチに2-1勝利…レヴァンドフスキ&フェルミンがゴール

26日のラ・リーガ最終節、バルセロナは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦を2-1で制した。

約1カ月前、ラポルタ会長の説得を受けて来季もチームを率いることを了承しながら、急転直下、24日に同会長から解任を言い渡されたチャビ監督。バルセロナのレジェンドはいきなり迎えることになった指揮官としてのラストマッチで、GKテア・シュテーゲン、DFクンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、カンセロ、MFペドリ、クリステンセン、ギュンドアン、FWヤマル、レヴァンドフスキ、フェルミンをスタメンで起用している。

試合は両チームともに守備が緩慢で、チャンスに事欠かない展開に。その中で先制点を決めたのはバルセロナだった。15分、ペナルティーエリア内右のカンセロがファーに送った浮き球から、レヴァンドフスキが飛び上がりながら右足を前に出して、アウトサイドキックでネットを揺らしている。レヴァンドフスキはこれが今季ラ・リーガ19得点目。

だがセビージャも反撃。31分、スマレのスルーパスからエン=ネシリがペナルティーエリア内左に侵入すると、左足のシュートでT・シュテーゲンの股を抜き、スコアをタイに戻した

試合は1-1のまま折り返しを迎え、59分にバルセロナが勝ち越しゴールを決めた。フェルミンが左サイドからペナルティーエリア手前に切り込み、右足を一閃。地を這うボールが枠内左隅に突き刺さっている。ラ・リーガ得点数を8に伸ばしたバルセロナのカンテラーノは、今季自身をトップチームで登用したチャビ監督のもとに駆け寄って抱擁を交わしていた。

ハーフタイムにクリステンセンをオリオル・ロメウに代えていたチャビ監督は、62分にレヴァンドフスキ、ヤマルを下げてフェラン、ジョアン・フェリックスを投入し、さらに76分にはフェルミンをヴィトール・ロケと交代させた。その後バルセロナはセビージャの2点目を許さず、1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを聞いている。これでバルセロナの2023-24シーズンと、2年半にわたりチャビ監督がチームを率いる日々は、終わりを迎えた。