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逆転負けに阪神・岡田監督は怒り心頭 野手陣に危機感「打つほうがあまりにひどすぎる」Wストッパーはかばう
阪神は逆転負けを喫し、ダブルストッパーが失点。監督は野手陣への怒りを表明。
才木は称賛しつつも、野手陣に苦言を呈し、交流戦に向けて危機感を示す。
ゲラ、岩崎に対しては投手としての負担を理解しつつも、1点差の負けには厳しい意見を述べる。
「阪神1-2巨人」(26日、甲子園球場)
阪神はまさかの逆転負けを喫した。
0-1で迎えた九回にゲラが岡本和に同点弾を浴びると、十回は岩崎が丸に決勝犠飛を許した。ダブルストッパーが相次いで失点し、巨人にカード負け越しを喫した。
それでも、岡田監督の怒りの矛先は野手陣に向けられた。七回に菅野から3連打で1点をもぎとったが、得点はこれだけ。岡田監督は開口一番、「打線よ、そんなもん。何もせえへんもんな」と怒り心頭。六回攻撃前には平田ヘッドを中心に円陣を組んだが、「何もせえへんから。オレが言うたんやで。これまたやられるで、と。同じ事ばっかり繰り返しているから」と振り返った。
八回途中まで無失点の才木は「良かった、良かった。十分よ」と称賛したが、すぐに野手陣に苦言。「1点じゃのう。勝とうと思うのが間違い。ピッチャーももたんよ。バッターが分かるかどうか。点取ることよりヒット打つことや。こんなんで勝ったらあかんということ、失礼ということや。勝っただけで終わってしまうから野手は。打つ方があまりにひどすぎるよな。これから交流戦、余計やで。考えなあかんわな。パリーグは強いストレートくるよ。もっと点入らん」と危機感を募らせた。
ゲラ、岩崎については「そりゃ打たれるよ。1年間抑えることはないわけだから。岩崎はちょっと調子悪いな、こないだの広島から」としたが、「でもいつも1点差で投げとったら酷よ、そんなん」とフォローした。