MLB ドジャース・大谷翔平、左太もも裏を痛める ロバーツ監督「治療している状態」

AI要約

ドジャースの大谷翔平投手がレッズ戦で活躍するも、左太もも裏の負傷を抱えていることが明らかになった。

大谷は三塁打を放つなど好調だったが、負傷の影響で走塁や出場の慎重が求められる状況となっている。

球団側は今後の出場を慎重に判断する必要があり、大谷の状態に注意を払っている。

MLB ドジャース・大谷翔平、左太もも裏を痛める ロバーツ監督「治療している状態」

レッズ1-3ドジャース(25日、シンシナティー)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(29)はレッズ戦に「2番・DH」で出場し、4打数1安打。今季2本目の三塁打をマークするも、2度目の3三振を喫した。試合後、デーブ・ロバーツ監督(51)は左太もも裏を痛めていることを明かした。チームは1-3で敗れ、今季ワーストの4連敗を喫した。

六回1死。大谷は剛腕、グリーンの87マイル(約140キロ)のスプリットを右翼線に弾き返し、今季2度目の三塁打。一塁をまわる手前から減速し、全力疾走はせずにスライディングで三塁に到達していた。4連敗を喫した試合後、ロバーツ監督は大谷の走塁シーンを問われると以下のように返答した。

「太もも裏を治療している状態。今は慎重に太もも裏の状態を見極めることが大事だが、前日よりも状態は良くなっている。彼は打線に必要な選手だから無理はさせたくない」

負傷は大谷のボブルヘッド人形が配布された16日(同17日)のレッズ戦。一回1死、四球で出塁した際、けん制球での帰塁時で痛めたもよう。3番・フリーマンの打席でカウント2-2から、左腕のスーターがけん制球を投じると大谷は右足でベースを踏み、左足でブレーキをかけた。この際に顔をゆがめ患部を抑え、さするようなしぐさを見せていた。

負傷した16日は1盗塁。その後、21日のダイヤモンドバックス戦(ロサンゼルス)では2盗塁。ここまで失敗なしの13盗塁を決めるなどしていたが、今後の出場は慎重を期して球団が判断することになりそうだ。山本由伸投手(25)が先発する26日(同27日)の同戦での出場は流動的となった。

大谷は4月下旬には腰の張りを発症。1日(同2日)のダイヤモンドバックス戦、12日(同13日)のパドレス戦は欠場していた。