女子ハーフは田中礼美が初V スポニチ山中湖ロードレース

AI要約

第44回スポニチ山中湖ロードレースは7942人がエントリーして行われ、女子ハーフでは田中礼美が初優勝を果たした。

昨年まで10連覇していた山口遙が不参加となり、田中は自身のペースで走り、優勝への確信が持てなかったが、喜びを述べた。

田中は水泳から転向し市民ランナーとして活躍し、来年の山中湖でのV2獲得を目指す意気込みを語った。

女子ハーフは田中礼美が初V スポニチ山中湖ロードレース

 第44回スポニチ山中湖ロードレース(スポーツニッポン新聞社、山中湖村主催)は26日、山梨県南都留郡山中湖村で7942人がエントリーして行われた。

 女子ハーフは田中礼美(よしみ、32)が1時間24分21分秒で初優勝。

 昨年まで“10連覇”の山口遙が不参加。昨年2位だった田中は「自分のペースで走ろうと思った。ゴールするまで優勝の確信はなかった」と振り返った。

 初出場だった11年大会が、自身初のハーフマラソン。思い出深いレースで頂点に立ち「いつか優勝できたらと思っていたので、うれしい」と喜んだ。

 

 学生時代は水泳に打ち込み「22歳の時、24時間のリレーマラソンに誘われ、走り始めた」と言う。以来、神奈川県を拠点に練習を積み、今年も静岡マラソン(女子フル)で優勝するなどトップ市民ランナーとなった。

 V2を狙う来年の山中湖へ向け「景色も楽しみだし、沿道からたくさん声をかけてもらえる」と意気込んだ。