前田大然に及第点…古橋亨梧と旗手怜央には厳しい評価。セルティック、カップ戦制覇も「試合に活気をもたらすことは…」

AI要約

セルティックの日本人選手がスコティッシュ・カップ決勝での評価が伸びなかったことが報じられた。

前田大然は6点の評価を受け、影響力を持続させたが、古橋亨梧と旗手怜央は4点の評価となり、インパクトを残せなかった。

複数のメディアが日本人選手のプレーを分析し、各選手の評価に対する意見やコメントが掲載されている。

前田大然に及第点…古橋亨梧と旗手怜央には厳しい評価。セルティック、カップ戦制覇も「試合に活気をもたらすことは…」

スコティッシュ・カップ決勝でセルティックの日本人選手の評価は伸びなかった。

25日に行われたスコティッシュ・カップ決勝でセルティックはレンジャーズと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半にはレンジャーズが先制したかに思われたが、直前に反則があり取消に。そのまま試合は延長に入るかと思われた90分にパウロ・ベルナルドのシュートのこぼれをアダム・アイダが押し込んでセルティックが先制し、このまま1-0で勝利してカップ戦制覇を飾った。

試合後、イギリス『ザ・スコッツマン』はセルティック勢の採点を実施。アイダやキャメロン・カーター=ヴィッカーズ、リアム・スケールズらが最高となる7点となった一方で、この試合に先発出場した前田大然、旗手怜央、古橋亨梧の採点は伸びず。

日本人選手最高の6点の評価が与えられた前田に対しては「俊足の日本人ウィンガーは複数回にわたってジェームズ・タヴェルニエの裏を取ったりと、長時間にわたってセルティックで最も危険なフォワードのように見えた。ほとんど最終的な形には持ち込めなかったが、最後まで適切なプレーを見せていた」と評価。

一方の古橋と旗手はともに最低タイとなる4点の評価で、それぞれ「昨年の決勝では先制点を奪ったが、今日は違った。フルハシにはほとんど大きなチャンスがなく、ボールを見つけた稀な場面でも彼はすぐさま防がれていた」、「他のチームメイト同様に、日本人MFはほとんど本領を発揮できなかった。マエダへの良いパスがあったが、試合に活気をもたらすことができず。その後ベルナルドと交代したことに驚きはない」と厳しい評価を受けた。

『グラスゴー・ライブ』でも前田は6点、古橋と旗手は4点の評価に。同メディアは前田について「影響力が消える前までタヴェルニエに難しい時間を与えていた。決して走ることを止めなかった」とコメント。

古橋には「静かな前半を過ごし、60分で途中交代。試合にインパクトを残せられなかった」、旗手に対しては「後れを取った中盤の戦いに巻き込まれた。ディオマンデとラスキンはフィジカル面で対処するのに難しい相手だった」と両者には同様に厳しい評価が下されている。