【バレーボール】日本男子、開幕3連勝 キューバとのフルセットの死闘制した

AI要約

世界ランク3位の日本が、ネーションズリーグでキューバに3-2で勝利し開幕3連勝を果たす。

西田有志や関田誠大の活躍で逆転勝利を収め、特に第5セットでの逆転劇が印象的であった。

関田誠大は30歳の司令塔としてチームを牽引し、巧みなトスワークで攻撃を活性化させた。

【バレーボール】日本男子、開幕3連勝 キューバとのフルセットの死闘制した

 ◇バレーボール ネーションズリーグ 日本3―2キューバ(2024年5月24日 ブラジル・リオデジャネイロ)

 男子1次リーグが行われ世界ランク3位の日本は同9位のキューバに3―2で勝ち、開幕3連勝を飾った。第1セットを奪われたが、途中出場のオポジット西田有志(24=パナソニック)、セッター関田誠大(30=ジェイテクト)らの活躍で第2、第3セットを連取。最終第5セットは終盤に逆転した。

 第5セット終盤、日本が底力を見せた。11―14から3連続得点で追いつきジュースに持ち込むと、計6度も相手にマッチポイントを握られる苦しい展開をしのいで逆転。難敵キューバを沈めた。

 前日のセルビア戦から大幅にスタメンを入れ替えた。しかしリズムをつかめず第1セットを失った。西田の3連続サービスエースなどで第2セットを取り返すと、セッター関田が流れを引き寄せる。ミドルブロッカーの速攻を積極的に使うなど巧みなトスワークで攻撃を活性化させた。

 30歳の司令塔は「スタート(先発)と変わらず気持ちを入れてアップして、チームに貢献しようという気持ちで臨んだ。いかに真ん中をうまく使うかを考えていて今日は徹底してやった」と振り返った。