横浜F・マリノス、初のアジア制覇ならず...1-5でアル・アインに完敗、GKホープが痛恨の一発レッド退場【ACL決勝】

AI要約

アル・アインFCが横浜F・マリノスを5-1で破り、ACL決勝で逆転勝利を収めた。マリノスは2戦で3-6のスコアで敗れ、初優勝はならなかった。

アディショナルタイム終了直前にレッドカードを受けたマリノスは数的不利の状況で後半に入り、逆転を許してしまう。アル・アインが11年ぶり2度目の優勝を果たし、会場は熱狂に e包まれた。

前半が苦しい展開だったマリノスはアウェーでのACL決勝に挑み、相手の先制点に続いてPKを献上するなど劣勢を強いられた。

横浜F・マリノス、初のアジア制覇ならず...1-5でアル・アインに完敗、GKホープが痛恨の一発レッド退場【ACL決勝】

■アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦 アル・アインFC 5-1 横浜F・マリノス(日本時間26日 UAEハッザーア ビンザイード スタジアム)

横浜F・マリノスがACL決勝の第2戦に挑んだが、アル・アインに1ー5で敗れてしまい、2戦合計で3-6と逆転され初優勝には届かなかった。

完全アウェーの中、前半8分に先制を許すと、34分にPKを決められてしまい2点ビハインドに。40分にヤン・マテウス(25)のゴールで1点を返すが、前半アディショナルタイム終了直前でポープ・ウィリアム(29)が痛恨のレッドカードで一発退場。

数的不利の状態で後半に突入すると、22分に3点目を奪われてしまい、2戦トータルスコアが3-4に。そのまま劣勢の展開を変えられず、アディショナルタイムでも2点を献上し無念の完敗となった。アル・アインは11年ぶり2度目の頂点に立ち、会場は熱狂に包まれた。

横浜国際総合競技場で行われた第1戦(11日)は逆転の2-1で勝利し、クラブ初のアジア王者に王手をかけたマリノスは、引き分け以上で優勝が決まる状況でアウェー戦に挑んだ。

前半は8分に相手のカウンター攻撃を受け、FWラヒミが駆け上がってくると、スルーパスからヒールで切り返されたボールにラヒミがシュートを放ち、先制のゴール。

29分はアル・アインが縦パスからラヒミが追っていくと、ペナルティーエリアで畠中と交錯し転倒。VARの結果、アル・アインにPKが与えられてしまい、GKポープはコースを読むもキッカーのロメロに左隅に決められ0-2。

劣勢の展開の中、前半40分は、マリノスのヤン・マテウス(25)が相手のトラップしたボールを奪い、そのまま敵陣へ攻め込んだ。左へ切り返してディフェンダーをかわすとシュートを放ち、ゴール右隅に決めて1点を返した。

アディショナルタイムの表示は10分。勢いに乗るアル・アインの攻撃をポープがファインセーブで凌ぐが、55分に攻め込んでくるFWラヒミの突破を止めようと、ホープが前に出たが、ラヒミと接触し痛恨のレッドカードに。VARのチェックも行われたが退場が確定。代わりに白坂が入り、FWエウベルがOUTで一人少ない状況に。

後半は植中に代わって榊原がピッチへ。後半8分、畠中のクリアしたボールがクロスバーに当たり、あわやオウンゴールもピンチを凌いだ。

だがその畠中が負傷交代となった直後、後半22分はラヒミにこの日2点目のゴールを奪われ、2戦のトータルスコアで3-4と逆転を許す。

さらにアディショナルタイムでは46分、縦パスからGK白坂が先に追いつくが空振りでゴールが空いてしまい、ラバに流し込まれ1-4。50分には速攻からパラシオスのシュートも最後はラバに決められ、1-5とダメ押された。