鎌田大地のラツィオ残留は? 伊紙記者らが可能性を分析「指揮官に対する評価にも影響する可能性」

AI要約

イタリアのラツィオに所属するMF鎌田大地の去就について、契約延長オプションや年俸の問題が焦点となっている。

ラツィオは鎌田の重要性を認識しており、今後の動向がクラブ指揮官の評価にも影響する可能性がある。

また、ラツィオが他の選手の売却や移籍に関しても問題が生じ、鎌田の年俸交渉に影響を与える可能性があるとも言われている。

鎌田大地のラツィオ残留は? 伊紙記者らが可能性を分析「指揮官に対する評価にも影響する可能性」

ラツィオに所属するMF鎌田大地の去就を巡り、イタリア人ジャーナリストのアルベルト・アッバーテ氏らが23日の地元ラジオ局『ラディオセイ』の番組内で見解を示した。

鎌田は昨夏、1年間の契約を結んでラツィオに加入。契約には、今月末まで選手側が行使可能な3年間の延長オプションが付帯しているとみられており、その動向に注目が集まっている。

イタリア紙『レプブリカ』などに寄稿するジュリオ・カルドーネ氏は「カマダの将来はクラブの指揮官に対する評価にも影響する可能性がある」とコメント。イゴール・トゥードル監督の構想において、鎌田が重要な位置づけになっていることを指摘している。

そのうえで現状について「問題は彼の年俸に関するものだ。日本人選手が350万ユーロ(約5.9億円)+ボーナスの1年契約を望んでいる一方、ラツィオは現在と同額(300万ユーロ:約5.1億円)程度での3年間の延長オプションを行使するよう求めている」との分析をした。

イタリア紙『イル・メッサッジェーロ』のアッバーテ記者は、もしラツィオが退団の意向を示している10番のルイス・アルベルトを売却した場合、年俸の引き上げ交渉が検討される可能性を主張した。

「日本人選手が延長オプションを行使しなかった場合、クラブは年俸の引き上げは考えないはずだ。ただ、ルイス・アルベルトの状況が絡んでくる可能性はある。もしラツィオがスペイン人選手を放出するとしたら、値上げが話題になるかもしれないが、現時点ではただの仮説だ。スペイン人選手に関して新たな情報はない。YouFirst(ルイスの代理事務所)は否定しているが、しばらく前からアルドゥハイルとの合意がある」