【巨人】元監督の堀内恒夫氏が不振の岡本和真にエール「俺たちが待つしかないな(笑)」

AI要約

堀内恒夫氏が、巨人の4番岡本和真内野手の不振について分析し、器用さが原因であると指摘。

岡本は調子が悪いほどなんとかしようとし、難しいボールにも手を出してしまい、自然と反応してしまうため、迷いが生じて打てない状況が続いている。

堀内氏は岡本の復調を期待しつつ、チーム全体としても岡本の爆発を待っているとコメント。

【巨人】元監督の堀内恒夫氏が不振の岡本和真にエール「俺たちが待つしかないな(笑)」

 巨人の元監督で評論家の堀内恒夫氏(76)が24日までに自身のブログを更新。4月20日の広島戦(マツダ)以来、26戦106打席も適時打のない4番・岡本和真内野手(27)にエールを送った。

 堀内氏は「岡本 器用さゆえの不振」のタイトルで岡本和に言及。「みなさんどういうイメージを持っているかわからんけど岡本って器用なんだよね。器用さゆえにどんなボールでも打てると思っちゃうから手を出してしまう。調子が悪ければ悪いほどなんとかしようとするからどつぼにハマる」と不動の4番を分析した。

 その上で「21日の試合(中日戦)5回裏一死満塁の場面、岡本の気力のない空振りの三振にそれがよう出てたよ」と振り返った。

 続けて「自分で器用だと思わなければ得意なボールを待っているだけ。そのボールがきてタイミングがビシッと合えばヒットになる。でも、岡本の場合は全てのボールに対して『打てる』という前提だからインコースだアウトコースだとか難しいとかお構いなし。どんなボールでもいけそうなら手を出してしまう。自然と体が反応しちゃうんだな。そして打てない。だから迷う」とここ最近の不振の理由を説明した。

 もちろん堀内氏も岡本和の復調なくしてチームの浮上がないことは承知している。「岡本が諦めてドシっと構えて狙い定めて打つまで俺たちが待つしかないな(笑)」と4番の爆発を願っていた。