阪神・及川が“プロ初先発”へ 24日伝統の一戦で登板 強力G打線封じて先発初星目指す

AI要約

及川雅貴投手が巨人戦に向けて初先発に備えて調整を行う。岡田監督もブルペン入りを見守る。

及川雅貴投手は1軍での先発を目指し、ストライク先行のテーマに取り組んでいる。

昨季は中継ぎとして活躍し、今季は先発のチャンスを掴むために覚悟を持って臨む。

阪神・及川が“プロ初先発”へ 24日伝統の一戦で登板 強力G打線封じて先発初星目指す

 24日・巨人戦(甲子園)での先発が有力となっている、阪神の及川雅貴投手(23)が22日、今季初先発に向けてマツダスタジアムでブルペン入りした。岡田監督も見守る中、約30球の調整。「試合を想定した投球なので全球種を投げました」と準備は万全だ。

 今季は開幕1軍入りを逃すも、12日に初昇格。17日のヤクルト戦(甲子園)では中継ぎで2回を投げ、1安打無失点だった。2軍では先発調整を行い、6試合に登板して4勝1敗で防御率2・45。「ストライク先行が主なテーマ」と課題に向き合ってきた。

 昨季は9月15日の広島戦(マツダ)でブルペンデーの“1番手”としてマウンドに上がった。今回の登板が実質の“プロ初先発”。伝統の一戦を任され「一流の選手が集まっている。一発のある打者も多い」と警戒心を強めた。

 昨季は中継ぎの一角と33試合に登板して3勝1敗、防御率2・23。今季は念願だった先発でチャンスをもらった。「1軍で投げるのが全てだと思う」。覚悟を持って、先発初勝利をつかんでみせる。