【ヤクルト】小沢怜史、ハマの主砲・筒香に手痛い先制2ラン被弾 6回2失点で今季初白星ならず

AI要約

ヤクルト先発投手が主導権を相手に渡す展開

小沢怜史投手が2ランを浴びるも、初勝利達成ならず

チームメートの丸山和が体を張ったプレーを見せる

【ヤクルト】小沢怜史、ハマの主砲・筒香に手痛い先制2ラン被弾 6回2失点で今季初白星ならず

<ヤクルト-DeNA>◇22日◇神宮

 ヤクルト先発小沢怜史投手(26)が、相手に主導権を渡した。

 初回先頭にいきなり四球。1死一塁から遊併殺に片付け、いきなりの失点は免れたが、0-0の4回1死一塁からハマの主砲・筒香にやられた。真ん中高めに入った直球を右中間スタンドへ運ばれた。手痛い先制の2ランとなった。

 今季は開幕ローテをつかみながら、苦しい数カ月を過ごしてきた。試合前までの成績は0勝4敗。試合は作るも、打線にリズムを与えられず、同時に打線の援護を受けられなかった。かねて「テンポのいい投球で長いイニングを投げたい」と話していたが、結果的に6回105球4安打2失点で降板。またしても、今季初勝利はかなえられなかった。

 チームメートの丸山和は体を張ったプレーを見せた。1点ビハインドの6回表の守備。2死一、二塁からDeNA宮崎の中堅への飛球をキャッチ。ただ、その際にフェンスに体をぶつけ、そのままグラウンドにうずくまった。チームメートが駆けつけても、トレーナーが様子をうかがっても、起き上がれなかった。試合は数分間の中断。その後、トレーナー陣、球場スタッフの計8人に囲まれる形で担架で運ばれた。スタンドから「頑張れ」コールが起きる中、チーム一丸で目の前のアウト、1点に全力を尽くした。【栗田尚樹】