「新しい当たり方や」ワンバウンドで“ほぼ死球”の謎投球… 大谷の同僚主砲の鼻を直撃した珍シーン

AI要約

大谷翔平投手とロッキーズの試合で投球がバウンドし、テオスカー・ヘルナンデスの顔面に直撃する珍事が起きる。

ヘルナンデスは死球に近い四球で顔面を直撃され、困惑した表情を見せるも、幸い大事には至らず。

ファンやヘルナンデス自身も笑いながら事態を受け止め、安堵の表情を見せた。

「新しい当たり方や」ワンバウンドで“ほぼ死球”の謎投球… 大谷の同僚主砲の鼻を直撃した珍シーン

【MLB】ドジャース 3-6 ロッキーズ(9月21日・日本時間22日/ロサンゼルス)  

 予想外の“ボール直撃”に、打者も思わずド派手な悶絶リアクションを見せた。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でロッキーズ戦に先発出場した試合、バウンドした投球が主砲テオスカー・ヘルナンデスの顔面にヒットする一幕があった。まるで死球に遭ったような光景には、ファンも「新しい当たり方や」と心配しつつも苦笑していた。

 ドジャースの主砲であり、ムードメーカーでもある“テオヘル”ことテオスカー・ヘルナンデスを悲劇が襲った。3-4と1点ビハインドで迎えた5回裏、1死一塁の場面でヘルナンデスが打席に入ると、打席中に一塁走者のムーキー・ベッツが盗塁を決め、チャンスを広げる。タイムリーがほしいところだったが、カウント3ボールから投じられた4球目はアウトコース低めに大きく外れていった。これはもちろん四球となったが、大きく外れたボールはワンバウンド。キャッチャーがミットを出すもうまく捕球できず、ヘルナンデスの方に跳ね返っていったのだ。

 すると、そのボールはなんとヘルナンデスの顔面を直撃。予想外の直撃を喰らったヘルナンデスは思わず悲痛の表情で仰け反ってしまったほどだ。投球が直接当たったわけではないものの、限りなく死球に近い四球となった。

 ABEMAの中継コメントやSNS上でも「デッドボールw」「新しい当たり方やな」「いてて」「ついてねえ」「痛そう」「ピンボールか」「顔面ヒット!?」「テオヘル攻撃受けてて草」「跳ねたボールにテオヘルぶたれる」と、心配はそこそこに、その珍しい光景をおもしろがっている様子も見られた。

 ヘルナンデスといえば、現在は4番を託され、今季のホームラン数が30本に到達した強打者としても知られるが、死球の数は7個と、チーム内ではフレディ・フリーマンの10個に次ぐ多さだ。6日(日本時間7日)のガーディアンズ戦でも初回に左足首へ死球を受けて交代するなど、結果的には打撲ながら、その際も骨折を心配されるほど悲痛な様子を見せていた。それだけに今回も"笑い事"ではすまされないのではないかと思いきや、これは杞憂だった。

 一塁へと歩いたヘルナンデスはベース上でコーチと砕けた表情で話しながらやや恥ずかしそうな苦笑いを浮かべ、無事が確認された。これにはファンも「テオスカー顔面にボールが当たっても笑顔で可愛い」「テオスカーある意味ストライク」と綴り、ホームラン時にベンチで“ヒマワリの種を蒔く担当”のいつもの顔に安堵している様子だった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)