鎌田大地 あわや〝殺人タックル〟の被害に グラスナー監督「足を骨折していたかもしれない」

AI要約

鎌田大地が〝殺人タックル〟を回避し、無事であった。

マルティネスの危険なプレーに批判が集まる中、レッドカードは提示されなかった。

VARがチェックし、鎌田との接触がなかったと判断した。

鎌田大地 あわや〝殺人タックル〟の被害に グラスナー監督「足を骨折していたかもしれない」

 イングランド・プレミアリーグ、クリスタルパレスの日本代表MF鎌田大地(28)が〝殺人タックル〟の直撃を回避した。

 0―0だった21日(日本時間22日)のホーム、マンチェスター・ユナイテッド戦。後半16分過ぎのことだった。相手シュートのこぼれ球を拾った鎌田が、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスからジャンプして両足で踏みつけられるようなタックルを受けた。幸い直接のコンタクトはなく無事だったが、危険なプレーにはすぐさま警告が与えられ、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も介入し、退場処分かの検証もなされた。

 結局レッドカードは提示されなかったが、マルティネスには批判が殺到。元プロサッカー選手で解説者のジェイミー・レドナップ氏は「スカイ・スポーツ」の番組で「鎌田の足に着地していたら、レッドカードになっていた。とんでもない行為だ」。クリスタルパレスのオリバー・グラスナー監督は「判定に文句を言うつもりはないが、彼は足を骨折していたかもしれない」と危険なプレーを批判した。

 同リーグのVAR判定を解説するプレミアリーグ・マッチセンターのX(旧ツイッター)は「鎌田へのチャレンジに対してマルティネスにイエローカードを提示した。VARはレッドカードの可能性をチェックし、これは無謀なチャレンジであるが、鎌田との接触はなかったと判断し、審判のレッドカードなしの判定を確認した」と説明した。危険なプレーは許されるべきではないが、鎌田の負傷につながらず何よりだ。