ドジャース逆転空気消した救援右腕に指揮官苦言 2ラン被弾は「ど真ん中。ゼロを刻む必要ある」

AI要約

大谷翔平投手の活躍及びチームの敗戦について

試合の展開とハドソン投手の失点に関するロバーツ監督のコメント

ドジャースの地区優勝マジック消滅とパドレスとの直接対決に向けて

ドジャース逆転空気消した救援右腕に指揮官苦言 2ラン被弾は「ど真ん中。ゼロを刻む必要ある」

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ロッキーズ戦に「1番・DH」で出場し、3打数1安打1三振2死四球、1盗塁だった。チームは3-6で敗戦。パドレスとのゲーム差が3になり、地区優勝マジックが消滅した。逆転を目指す中、1点差の9回にハドソンが2ランを被弾。デーブ・ロバーツ監督は「ど真ん中に投じてしまった」と振り返った。

 一時はベッツの左中間2ランなどで3-3に追いついたが、先発ビューラーが5回1/3を4失点。3-4のまま迎えた9回から4番手で登板したハドソンが、2死二塁からブラックモンに右越え2ランを浴びた。逆転ムードが弱まる展開に客席はため息。3-6の9回先頭に中前打で出塁した大谷が今季53個目の盗塁を決めるなど、2死満塁の大チャンスをつくったが、最後はマンシーが空振り三振に倒れた。

 12年連続のポストシーズン進出を決めているが、前日まで5だった地区優勝マジックが消滅した。試合後にロバーツ監督は会見。ハドソンについて、「今夜、彼はチャーリー(ブラックモン)を0-2に追い込んだ。外角高めを狙ったが、引っかけてど真ん中に投じてしまった」と指摘した。

 さらに「ブラックモンはいいスイングをしてそれを捉えた。先日も同様に被弾してしまった。クリーンな登板まであと1球、というところだったと思う。しかし、私たちは彼にゼロを刻んでもらう必要がある」と苦言を呈した。

 24日(同25日)からパドレスと3連戦。ドジャースは今季の直接対決3勝7敗で負け越しが決まっているため、同率で並ぶとパドレスの優勝となる。