バスケ日本代表・髙田真希「私も見習わないと」 京都両洋・杉山心月の“諦めないプレー” 豊富な運動量でまさかのスティール

AI要約

U18日清食品トップリーグ2024の第3週目で京都両洋高等学校と京都精華学園高等学校が対戦

京都両洋は京都精華に挑みながらも惜敗

杉山選手の活躍が際立つ

【U18日清食品トップリーグ2024】京都両洋高等学校ー京都精華学園高等学校

高校バスケットボールの強豪校が集うリーグ戦・U18日清食品リーグの「U18日清食品トップリーグ2024」は開幕3週目。9月22日(日)は前日に引き続いて東洋大学 赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナで四試合(男子二試合、女子二試合)が行われた。

第一試合(女子)では注目のマッチアップ・京都両洋高等学校(京都府)と京都精華学園高等学校(京都府)による京都対決が実現した。試合はIH王者の京都精華が2Qに入ってじりじりと差を広げる中、なんとか打開を図りたい京都両洋は残り1分50秒、8点差の場面でリバウンドを確保し、ボールは杉山心月(3年/SG/2番)に渡って速攻に入る。

1対1の状況でドリブルからターンを駆使しシュートを放った杉山だったがこれは惜しくもリングに嫌われる。そのリバウンドを拾った京都精華の司令塔・林咲良(3年/PG/4番)が今度はドリブルでボールをプッシュし仕掛けていく。林は敵陣ゴール下に入ったユサフ ボランレ(3年/C/18番)に浮き球でパスを出したが、その2人の間に背後から割って入りスティールを決めたのはなんと、先ほどシュートを打ち終えたばかりの杉山だった。

杉山の豊富な運動量によるまさかのボール奪取は、解説の女子バスケ日本代表チームの髙田真希選手が「ちゃんと走って戻ってるからあのスティールが生まれた」「あきらめずにちゃんと走る……私も見習わないといけないなと思いました」とコメントする見せ場となった。

試合は京都精華学園が粘る京都両洋を69-67で振り切ってリーグ戦2連勝を飾った。