新潟L・滝川 エスコートキッズで共に入場するめいに2戦連発届ける 21日ホーム開幕戦 

AI要約

新潟Lはきょう21日、ホーム開幕戦のC大阪ヤンマー戦をWEリーグでは初となる十日町市当間多目的グラウンドで行う。

20日は聖籠町のアルビレッジで最終調整を行ったが、降雨と雷でわずか40分で中止。

前節の長野戦で開幕弾を決めたMF滝川結女(25)は、初めてホームに来場するめいの前で連続ゴールを決め、開幕2連勝を狙う。

十日町市当間多目的グラウンドでWEリーグが行われるのは初めて。新潟にとっては、なでしこリーグ時代の20年10月11日のノジマ相模原戦以来の公式戦となる。

新潟L・滝川 エスコートキッズで共に入場するめいに2戦連発届ける 21日ホーム開幕戦 

 新潟Lはきょう21日、ホーム開幕戦のC大阪ヤンマー戦をWEリーグでは初となる十日町市当間多目的グラウンドで行う。20日は聖籠町のアルビレッジで最終調整を行ったが、降雨と雷でわずか40分で中止。それでも前節の長野戦で開幕弾を決めたMF滝川結女(25)は、初めてホームに来場するめいの前で連続ゴールを決め、開幕2連勝を狙う。

 午前9時からの最終調整。雨雲が近づくと辺りは真っ暗に。ナイター照明が点灯し、しばらくすると今度は強雨とともに雷が鳴った。わずか40分で練習が中止となり、びしょ濡れになった選手たちは足早にクラブハウスに引き上げた。

 濡れたロッカールームで率先してモップ掛けを行い、きれいに整えたMF滝川は「雷や雨は予測していたのでスピーディーに刺激を入れながら練習できた。しっかりやれたので大丈夫」と動揺もなく平然としていた。

 15日のリーグ開幕長野戦は、前半15分にゴール右の角度のないところから先制ゴールを決めた。「クラシエ杯を合わせて3戦目だったけど、2戦目まで納得のいくプレーができなかった。リーグ戦になって攻撃の起点になったり、ゲームメークすることもできたので一番良かった」と手応えをつかんでいる。橋川監督は「攻守にリンクさせながらいいプレーを発揮できている。点が取れていることが精神安定剤になっている」と公式戦3試合で2ゴールの働きを評価した。

 十日町市当間多目的グラウンドでWEリーグが行われるのは初めて。新潟にとっては、なでしこリーグ時代の20年10月11日のノジマ相模原戦以来の公式戦となる。この試合で滝川は先発しており「サポーターとの距離が近くて応援が凄く感じられる。普段、新潟市に来られないサポーターも来てくれると思う」と楽しみにしている。

 当日は三重に住む兄がめいを連れて応援に駆けつけてくれる。2歳のめいはエスコートキッズとして一緒に入場する予定。「めいの前でいつも私のプレーにうるさい兄を納得させるように活躍したい。もちろんゴールは狙っていく」と2戦連続ゴールで連勝に導く。