【山陽オート・特別GⅠプレミアムC】2日目の森且行は5着 準決勝戦進出へ勝負駆けに

AI要約

森且行は山陽オート特別G1「共同通信社杯プレミアムカップ」で5着に終わり、スタートでの不調に悔しさを感じている。

準々決勝進出の可能性が厳しい状況で、スタートの改善を図るためにクラッチ板の対策をする覚悟を決める。

1枠の良い枠を得て、序盤での展開を作れるかどうかが森且行の勝機にかかっている。

【山陽オート・特別GⅠプレミアムC】2日目の森且行は5着 準決勝戦進出へ勝負駆けに

 山陽オート特別G1「共同通信社杯プレミアムカップ」は20日、2日目を開催した。予選2走目の森且行(50=川口)は見せ場なく5着。3日目の準々決勝戦は勝負駆けに追い込まれた。

 スタートで外の佐藤貴也(39=浜松)に先行された時点で展開は厳しく事実上、勝機は消滅した。「スタートが切れない。タイミングが悪いのかな。もう少し切れてもいいんだけどね…。悔しいなあ」。もともとスタートを決めての速攻が身上なだけに、自分の形に持ち込めないもどかしさが募った。

 準々決勝戦には辛うじて滑り込んだものの、得点での勝ち上がりは厳しく(2着は結果待ち)、準決勝戦進出へ7Rは1着が条件になる。

「エンジンも伊勢崎とは違ってフロントの接地感がなくなめらかさが足りない。でも、道中は余っている感じがあるし、そこまで悪いとは思わないんだよね。とにかく前に行かないと。(スタート対策で)クラッチ板は扱います」

 事前抽選で得た枠は絶好の1枠。引きの強さを生かし序盤で展開をつくれるかどうか…。焦点はこの一点に尽きる。