【オートレース】スタートの切れなく5着の森且行「次は1着しかない」~山陽オート特別G1共同通信社杯プレミアムカップ

AI要約

オートレーサーの森且行が山陽オートレース場で開催中の特別G1「共同通信社杯プレミアムカップ」に出走し、厳しいレースで5着ゴールとなった。

森はスタートの切れが悪く、足周りの調整が必要であるとコメント。次のレースで1着を目指す意気込みを見せた。

次の戦いに向け、天候や自身の課題について懸念を抱きつつも、明るい表情で頑張る覚悟を見せている。

【オートレース】スタートの切れなく5着の森且行「次は1着しかない」~山陽オート特別G1共同通信社杯プレミアムカップ

 オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は20日、山口県山陽オートレース場で開催中の特別G1「共同通信社杯プレミアムカップ」2日目・第8R「予選」に出走。8車立ての6枠から発進したが、この日も本来のシャープなダッシュは不発に終わり、序盤から厳しい隊列に。道中はそれなりの足色で強豪たちと渡り合ったが、スタートで好展開をメイクできなかったことが最後まで響いて不完全燃焼の5着ゴールとなった。勝ったのは2番手に位置した前田淳。最終周回で鐘ヶ江将平を捕らえ切って、地元の技巧派が存在感を発揮した。

 ロッカーに戻って来た森は鳴りを潜めるスタートの切れ具合に首をかしげ続けていた。「なんだよ~、もう~。全然切れないじゃん、スタートがあ。本当にだめなんで、どうにかしたいよね。クラッチ板は絶対に調整します。足周りは跳ねるというよりは、すごくフロントが暴れちゃうんですよね。接地感がな~い。ただ、エンジンは悪くないんだよ。先に行けないからこういう結果になっちゃうけれど、足は余しているもんね。だから、スタートなんだよね」

 予選2戦を消化して4、5着。ベスト32のセミファイナル進出を叶えるためには、3日目・21日「準々決勝戦」で1着ゴールが求められる。「天気はどうなんだろう。やっぱり崩れるのかな。山陽の雨は滑るとみんなが言うからね。自分は滑る雨は全然乗れないんですよ。でも、次は1着するしかないんで、何とか頑張りますよ!(気持ちが切り替わったように明るい表情で)」