中日・田中幹也「ちょっと早いぐらい」2軍戦で実戦復帰 「そのまま指名漏れしてた」立浪監督への感謝も

AI要約

左足首痛で戦線離脱していた中日の田中幹也内野手が復帰し、万全な状態をアピール。

田中は感じがよかったとコメントし、今季初めての2軍戦でした。

立浪監督の退任表明に感謝し、1軍復帰に向けて頑張る姿勢を見せた。

 左足首痛で戦線離脱していた中日の田中幹也内野手(23)が、20日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(杉本商事BS舞洲)で実戦復帰した。「2番・二塁」でスタメン出場し、万全な状態をアピール。試合は中日が3―7で敗れ、5連敗となった。

 元気な姿で戻ってきた。開幕から1軍で戦ってきた田中にとって、2軍戦は今季初めて。4打数無安打だったが、「感じはよかったです」と攻守で手応えを得た。

 今月3日の阪神戦(甲子園)の二塁守備でジャンピングスローを試みた際に左足首を痛め、5日に出場選手登録を抹消。翌日からリハビリを始め、早期復帰への意欲を示していた。「(復帰は)ちょっと早いぐらいです」と想像を上回るペースで戦列に復帰した。

 立浪監督が、18日に今季限りでの退任を表明。就任2年目にルーキーで加入した田中は、「立浪監督でなかったら、そのまま指名漏れしてプロ野球に入っていなかったと思います。感謝しています」。今季はここまで1軍で107試合に出場。「力のない自分をここまで使っていただいて、少しは成長できたと思う。結果を出して恩返しできるように頑張ります」と思いを口にした。

 感謝を体現するためにも、まずは残り試合。1軍復帰に向けて「頑張ります」と意気込んだ。