落馬負傷の菱田騎手 精密検査の結果明かす 11月中の復帰目指し「しっかり回復に努めたい」

AI要約

中京競馬で落馬負傷した菱田裕二騎手の診断結果と回復への意欲が明らかにされた。

菱田騎手は手術不要で11月中の復帰を目指している。

落馬時の状況も含めて報告された。

 先週の中京競馬で落馬負傷した菱田裕二騎手(31=岡田)は精密検査の結果、左上腕骨骨幹部骨折、右膝関節内側側副靱帯(じんたい)損傷、右大腿(だいたい)骨骨挫傷と診断されたことが20日、分かった。手術の必要はなく、保存療法で11月中の復帰を目指す。

 菱田騎手は「今日改めて精密検査をしてきました。いつもお世話になっているリハビリの先生は『なるべく早い復帰を目指して頑張りましょう』とおっしゃってくださっていますので、しっかり回復に努めたいと思います」とコメントした。

 菱田騎手は14日土曜の中京10Rでクリノグローリーに騎乗した際、直線半ばで前の馬につまずいて落馬。その後は自力で起き上がることができず、担架で救急車へ運ばれていた。