北奥ボーイズ、日没コールドで公式戦初勝利 今年創部、オール1年生で白星…角田商事杯新人大会

AI要約

第36回日本少年野球東日本選抜大会の予選で、新チームの北奥ボーイズが公式戦初勝利を挙げる

成ヶ澤の活躍で宮城西杜大和ボーイズに勝利し、仙台中部戦では悔しい敗戦を経験

目標の11月の1年生大会での優勝へ向けて、北奥ボーイズが成長する姿が見られる

北奥ボーイズ、日没コールドで公式戦初勝利 今年創部、オール1年生で白星…角田商事杯新人大会

◆第36回日本少年野球東日本選抜大会 東北中央支部・東北南支部予選(第11回角田商事杯新人大会) ▽1回戦 北奥ボーイズ4―3宮城西杜大和ボーイズ(9月14日・仙台市海岸公園第3球場) ▽2回戦 仙台中部ボーイズ8―1北奥ボーイズ(9月16日・仙台市民球場)

 2年生以下の新チームで秋の東日本ブロック王者を決める第36回東日本選抜大会(10月12~14日、白河グリーンスタジアムほか)の予選である第11回角田商事杯東北中央支部・東北南支部新人大会が14日に開幕した。今年誕生した北奥ボーイズは、オール1年生で初戦を突破し公式戦初勝利を挙げた。

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 北奥が公式戦初勝利を挙げた。5月の練習試合で敗れた宮城西杜大和に6回日没コールドで勝利した。

 同点の5回1死二、三塁から5番・成ヶ澤の2ランスクイズで勝ち越し。6回には1点差に迫られるも勝利。高橋翔太監督(36)は「あと1イニングあったら…」とヒヤヒヤ。それでもナインは大喜びだ。

 「前の打席でバントを失敗したので絶対決めたかった」と成ヶ澤。4番で3打数3安打と大暴れした高橋颯は「うれしかった」と一言。自身の活躍には「たまたま、まぐれです。バットに当たった」とはにかんだ。

 2回戦の仙台中部戦では1番起用の高橋颯が左前安打で出塁し二盗。2死三塁から4番・佐藤の中前適時打で生還した。

 その後は相手のバント攻撃などで守備が乱れ逆転を許した。成ヶ澤は「エラーしてから声が出ていなかった」と反省。うれしい初勝利と悔しい敗戦。目標の11月の1年生大会での優勝に向けて糧にしたい。

 【北奥ボーイズ・登録メンバー】

 ▽1年生 ※石母田洸、高橋颯太、佐藤心人、小原蒼翼、小原崚雅、高橋那央斗、及川泰一、阿部暖真、藤原歩生、後藤隼仁、成ヶ澤唯翔、千田碧葉、石母田脩翔、吉田楓琉、新田大河、村上來飛、後藤凌仁