ヤクルト・山田 同点ソロ&決勝犠飛で神宮トップの通算448打点 古田超えの大記録「素直にうれしい」

AI要約

ヤクルトは広島を5-1で破り、山田が活躍。12号同点ソロホームランや2打点をマークし、古田の記録を上回る448打点を達成。

山田は青木から引き継いだ背番号や主将の座に誇りを持ち、先輩に近づくため全力を尽くす決意を示す。

吉村も5回7安打1失点で8勝目を挙げ、本拠地での今季初勝利を喜ぶ。

ヤクルト・山田 同点ソロ&決勝犠飛で神宮トップの通算448打点 古田超えの大記録「素直にうれしい」

 ◇セ・リーグ ヤクルト5―1広島(2024年9月19日 神宮)

 ヤクルト・山田が確信歩きで一塁へ向かった。1点を追う2回先頭。床田の内角直球を左翼席へ運んだ。9試合ぶりの12号同点ソロに「悔いのないよう思い切って振りました。久しぶりの打球」とうなずいた。

 4回には決勝打となる中犠飛で計2打点。神宮での通算打点を448とし、古田敦也を上回り単独トップに立った。「偉大な先輩の記録を超えられたのは素直にうれしい」。今季の過去4試合で3勝を献上していた左腕に対し、初めて黒星をつけた。

 今季で現役引退する青木から、背番号や主将の座を継承してきた。「(5回の)ヒットを見たら引退を取り消してほしい」と冗談めかしたが、「一緒にプレーできる喜びをかみしめたい」と続けた。残り11試合。尊敬する先輩に近づくため山田は全力を尽くす。(伊藤 幸男)

 ▼ヤクルト・吉村(5回7安打1失点で8勝目を挙げ、本拠地で今季初勝利)ホームで勝てず悔しかった。遅くなったけど勝てて良かった。