昨季ファイナリスト横浜FM、ACLE初戦でまさかの大量7失点…エウベル2発も及ばず黒星スタート

AI要約

第1節のACL ELITEで横浜FMは光州FCに7-3で敗れる。

光州FCのヤシル・アサニがハットトリックを達成し、横浜FMは初戦で大量失点。

横浜FMは激しい展開の中でエウベルや西村拓真が得点を挙げるものの、結局逆転を許す。

昨季ファイナリスト横浜FM、ACLE初戦でまさかの大量7失点…エウベル2発も及ばず黒星スタート

AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は17日に第1節が行われ、横浜F・マリノスは光州FC(韓国)と対戦した。

今季から新方式が導入されてスタートするACLE。東西の各12チームずつがそれぞれ一つのグループを形成、それぞれ抽選で決定した相手と8試合(ホーム4試合&アウェイ4試合)を戦って各グループ上位8チームが決勝トーナメントに進出する。そして第1節で、横浜FMは敵地で光州FCとの一戦に挑んだ。

試合は開始早々に動く。光州FCは2分、右サイドからカットインしたヤシル・アサニがボックス外から右足を振り抜くと、GK寺門陸が弾ききれずにゴールイン。ホームチームが早くも先制に成功した。

いきなり追いかける展開となった横浜FMは、4分にエウベルがボックス内でチャンスを迎えると、9分にもエウベルのクロスに植中朝日が合わせ、チャンスを作る。しかし、次のゴールも光州FCだった。15分、右サイドからのクロスにオ・フソンが頭で合わせ、ニアサイドにシュートを突き刺した。ホームチームが早くも2点をリードする。

難しい展開となった横浜FMだったが、34分に1点を返すことに成功。上島拓巳が左サイドへフィードを送ると、DFにクリアされたものの、加藤聖がヘッドで前へ。これをエウベルが強烈なボレーシュートで突き刺した。アウェイチームが1点差まで詰め寄る。その後は38分にヤシル・アサニの決定機を許したが、GK寺門陸がファインセーブ。そのまま前半を折り返す。

後半開始早々にピンチを迎えた横浜FMだが、55分に3失点目を許す。ゴール遠い位置から、再びヤシル・アサニに見事なシュートを叩き込まれている。相手エースの2ゴール目で、再び2点差に突き放された。

それでも59分、横浜FMはボックス内にこぼれたボールをエウベルが突き刺して2点目を記録。再び1点差に詰め寄ると、その直後には3枚替えを敢行。西村拓真、井上健太、松原健を投入し、勝負に出る。

しかし69分、相手の猛攻を浴びて一度はゴールライン上でなんとか掻き出したものの、セカンドボールを拾われ、最後はヤシル・アサニのクロスからベカ・ミケルタゼにボレーを許して痛恨の4失点目。さらに72分にカウンターからイ・ヒギュンに5点目、74分にはガブリエルに6点目を奪われた。79分には、決定機阻止で投入されたばかりのエドゥアルドが一発退場にで数的不利となった。

厳しくなった横浜FMは86分、西村拓真が遠い位置から豪快なボレーシュートを突き刺して3点差に戻したものの、後半アディショナルタイムにヤシル・アサニのハットトリックを許して万事休す。そのまま3-7でACLE初戦を大量失点で落とした。