新天地マーベリックスに大きな手応えを感じているクレイ・トンプソン「何か特別なことを成し遂げられることはわかっている」

AI要約

クレイ・トンプソンがウォリアーズからマーベリックスへ移籍し、新たなキャリアをスタート。オフに様々な取り組みを積極的に行い、チームメートと親交を深めたり、チャリティーイベントに参加するなど、新天地に早く馴染もうとしている。

昨シーズンファイナル進出のマーベリックスは、強力なメンバーを維持した上でトンプソンを迎え入れ、優勝に向けて再度チャレンジ。トンプソン自身もチームの戦力に自信を持ち、成功を収める要素が備わっていると語っている。

トンプソンは初の移籍を迎えるが、オフコートでのアジャストは順調で、次はコート内でのフィット感を模索。個人とチームともに成し遂げるべき目標へ向け、新たな挑戦を楽しみながら取り組んでいる。

新天地マーベリックスに大きな手応えを感じているクレイ・トンプソン「何か特別なことを成し遂げられることはわかっている」

今オフ、クレイ・トンプソンは、プロ入りの2011年から在籍していたウォリアーズを離れてマーベリックスへの移籍を決断。ウォリアーズで4度のNBA制覇に貢献した稀代のシューターは、キャリアの新たなスタートを切った。

34歳のベテランかつ、超一流のキャリアを誇るトンプソンだが、ここまで新天地に早く馴染もうと自ら積極的に活動している姿が目につく。例えば8月にはマーベリックスのチームメートたちとロサンゼルスで合同ワークアウトを実施。さらにロサンゼルス近郊のリゾート地、カタリナ島への船旅を手配し、親交を深めた。

また、先日にはマーベリックスのレジェンドであるダーク・ノビツキーのチャリティー財団が寄付金を集めに実施したテニス大会にも参加している。『Sports Illustrated』によるとこのイベント後、取材に応じたトンプソンは「とてもワクワクしている。僕のキャリアにとって全く新しい章は、本当に特別なものになる可能性を秘めているんだ」と新シーズンへの高揚感を表現している。

昨シーズンのマーベリックスは、ルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングの2枚看板に加え、2月のトレード期限間際に獲得したPJ・ワシントンとダニエル・ギャフォードがうまくフィットし、さらに新人デレック・ライブリー二世の成長などによってファイナルへと駒を進めた。そして、彼らコアメンバーが残留した上で、トンプソンが加入した。

トンプソンは「チームは昨年、優勝まであと3勝と、もう一歩のところだった。僕たちは成功を収める要素を備えている」とチームの戦力に自信を見せている。また、「僕たちが何か特別なことを成し遂げられることはわかっている。だから、この街がどんな雰囲気なのか感触をつかむために早い段階で来ているんだ。そして楽しむことができているよ」と語った。

今回がキャリア初の移籍となるトンプソンだが、オフコートでの新天地へのアジャストは順調に進んでいる。あとはコート内でも同様にフィットすることができれば、自身5度目のNBA制覇は大きく近づく。