流しておけば良いこともある/桧村賢一コラム 舟券即戦力【ボートレース】

AI要約

オッズには偏りがあり、個人的な思い込みが反映されていることが多い。

一部のオッズは過大評価されている一方で、過小評価されたオッズも存在し、舟券として魅力的な可能性がある。

過小評価のオッズを活用する際には、選手の実力を適切に考慮し、選択肢を選ぶ必要がある。

流しておけば良いこともある/桧村賢一コラム 舟券即戦力【ボートレース】

どんなレースでもオッズに偏りが出てきます。混戦レースでもすべてのオッズが均等になることはありません。偏りも正当な評価が反映されていれば問題がありませんが、そこには個人的な思い込みがかなり反映されています。良い例が「ボートレースは1コースが強い」です。3連単で1-2-3の組み合わせが出現する率が、6.9%にもかかわらず、それ以上に人気を集めています。6.9%は6日間開催で5回くらいしか出ない計算です。1日に1回も出ない日があるということですが、ほとんどのレースで1-2-3は1番人気に推されています。

こうしたオッズの偏りは、過大評価のオッズがある一方で、過小評価のオッズがあるのを教えてくれています。過小評価のオッズは舟券として魅力のある出目です。「3着は流せ」と言われるのは、こうした過小評価のオッズがあるからです。流しておけば、それに巡り会う機会が出てくるわけです。ただし、B2級の1点台の選手は流す必要はありません。