巨人・阿部監督「ピリッとしないから抹消する」と山崎伊織の再調整を明言

AI要約

巨人はヤクルトに7-2で敗れ、優勝マジックが転倒する可能性がある試合で連勝ストップ。

山崎伊の投球は初回に3点を失い、3回で降板。打線も沈黙し、反撃も及ばず。

9回にチャンスを作るも得点できず。阿部監督は切り替えを強調、「抹消するから、リフレッシュして戻ってきてほしい」とコメント。

 ◇セ・リーグ 巨人2―7ヤクルト(2024年9月13日 神宮)

 優勝マジックの転倒の可能性がある一戦で巨人は最下位ヤクルトに完敗し、連勝は3でストップした。

 今季22度目の先発マウンドに上がった山崎伊が、初回にヤクルト打線につかまった。先頭の長岡に中前打を許すと、1死後にサンタナに死球を与え、1死一、二塁で4番・村上を迎えると、3球目の直球をバックスクリーン右横上段に運ばれ3点を失った。3回には山田に適時打を浴び、この回途中、2回2/3で降板。59球を投げ7安打4失点の背信投球で今季6敗目を喫した。

 打線も5回まで沈黙した。相手先発左腕・山野に4回まで完全投球を許す展開だったが、6回に岸田がチーム初安打。そして丸が2戦連発となる反撃の13号2ランを放ったが、その後は得点を奪えなかった。

 9回に1死から吉川が投ゴロもへッドスライディングで一塁セーフ。続く岡本和が左翼線へ二塁打を放ち、1死二、三塁のチャンスをつくるも得点には結びつかず。リーグ制覇に向けて試練の1敗となった。

 阿部監督は試合後「ピリッとしないから抹消する。多分、投げてあと1回だろうから、そこで万全にしてもらって。それだけかな。抹消するから、ちゃんとリフレッシュして体調整えて戻ってきてくれれば」と語り「今日は今日、明日は明日」と切り替えを強調した。