【阪神】引退発表の秋山拓巳「寂しいけど最後まで。手術してからも頑張れた」/一問一答
秋山拓巳投手が現役引退を発表。3度の2桁勝利や通算49勝を挙げる活躍をした右腕。
ひざの状態と闘いながらも20年、21年と10勝をクリア。引退理由はひざの状態が改善しないこと。
2軍での練習を続けながら、ファームの選手たちにアドバイスをし、1000イニング到達を目指す。
阪神は13日、秋山拓巳投手(33)が今季限りで現役引退することを発表した。近く、会見を開く。
3度の2桁勝利を挙げ、先発の主力として通算49勝を挙げた名右腕がユニホームを脱ぐ決断をした。
17年に12勝と飛躍したが、その後は右ひざの痛みとの闘い。それでも20年、21年と10勝をクリアした。
2軍の鳴尾浜球場で通常通りに練習した秋山は以下のように話した。
-引退発表
「寂しいですけど、今年は最後まで、今まで通り頑張ろうと思っています」
-決断した理由は
「開幕前から今年ダメだったらという気持ちでやっていた。ひざの状態も良くなりそうにないし、というのが一番ですかね」
-ひざは今季も気になっていた
「術後から。もうちょっとリハビリを頑張っていたらとか思いますけど、1回もスッキリすることはなかった。ただ、手術しなかったらたぶんもっと早く終わっていたので、手術してからも頑張れたかなと思います」
-今日の練習前に2軍投手陣に言葉をかけた
「僕が諦めずにやってきて、何度もはい上がれていたので、ファームの子たちも、頑張っているでしょうけど、結果の世界なので、頑張って上(1軍)でやらないと、こうやって野球ができなくなるよ、という話をさせてもらいました」
-他の人へのあいさつ
「コーチ室に行って話したりしているし、これからいろいろとあいさつとかはしていきたいと思っています」
-まだ2軍で投げる
「ちょっとわがままを言って、頑張ってきた証しではないけど、ファームでもう少しで(通算)1000イニング到達なので、そこをクリアさせてくださいということで、2回ぐらい(登板機会を)もらいました」