「ピッチ上で楽しめていない」 レアル・マドリードのFWビニシウスが絶不調。輝きを取り戻せるか?「サウジのオファーが…」

AI要約

レアル・マドリードに所属するビニシウスが昨シーズンの活躍と比べて調子を落としていることが報じられた。

ビニシウスは今季、得点が振るわずに不調が続いており、マドリードの攻撃陣に影響を及ぼしている可能性が指摘されている。

マドリーはビニシウスの復調に全力を尽くしており、彼が再び元のパフォーマンスを発揮できるようサポートしている。

「ピッチ上で楽しめていない」 レアル・マドリードのFWビニシウスが絶不調。輝きを取り戻せるか?「サウジのオファーが…」

 レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWビニシウスは、昨シーズン驚異的な活躍を見せた一方で、今シーズンは調子を落としている。不調が続くビニシウスの現状をスペインメディア『as』が、現地時間12日に報じた。ビニシウスには、今夏にサウジアラビアから巨額のオファーが届いていたが、マドリーに残留している。 

 24歳のビニシウスは、23/24シーズンは公式戦39試合の出場で24ゴールと11アシストを記録。マドリーの攻撃を牽引する圧倒的なパフォーマンスを見せ、バロンドールの有力候補の一人として考えられている。それでも今季は、クラブと代表で7試合に出場しているものの、得点は1ゴールのみ。その1点もPKによるもので流れの中からではない。マドリーはFWキリアン・エムバペの加入で、ベストな布陣を模索している段階にあるとはいえ、物足りない数字であるのは確かだろう。

 同メディアは「マドリーは、サウジアラビアからのオファーが彼の集中力を欠如させているのではないかと疑っている」と報じたうえで、「問題は数字だけではない。ビニシウスが以前のようにピッチ上で楽しめていないことや、彼の特徴だった大胆さが見られない。試行錯誤を繰り返しても、結果が出ない状況だ」と、マドリーの背番号7を背負うアタッカーの現状について言及した。

 さらに、「マドリーは、クラブでの活動が再開する今、ビニシウスの調子を取り戻すことに全力を尽くしている。これは、カルロ・アンチェロッティ監督にとっての最優先事項だ」と指摘し、「今シーズンのスタートでビニシウスが本来の姿を見せていないことが、レアル・マドリードにとって大きな懸念材料となっている」と伝えている。果たして、ビニシウスはここから調子を上げることができるのだろうか。