今夏にレアル加入のムバッペ、過去に“ワンクッション”置くリバプール移籍を目指していた

AI要約

ムバッペがパリSGでの契約延長後に移籍希望し、リバプールと接触していたが、巨額の移籍金が障害となり実現せず。

最終的にムバッペは1年の延長オプションを行使せず、フリートランスファーでレアル・マドリーに移籍。活躍を見せている。

ムバッペはリバプール移籍を希望していたが、現実的な条件が整わず、最終的にはレアル・マドリーに加入することとなった。

 レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが過去にリバプール移籍を受け入れていたようだ。フランス『レキップ』の報道を基にスペイン『アス』が伝えている。

 ムバッペは2022年5月、当時所属していたパリSGと1年の延長オプションが付く2年間の契約延長にサインした。しかし、FWロベルト・レバンドフスキやMFベルナルド・シウバといったスター選手を獲得するというクラブの約束が果たされなかったことに裏切られたと感じ、その夏に移籍を希望したという。

 フランス『レキップ』によると、ムバッペはリバプールと合意に達し、最終的にレアルへ移籍するまでの短期契約を目指していたが、パリSG側は4億ユーロ(約629億円)という現実離れした金額を要求。リバプールからの入札は完全には実現せず、パリSG在籍中に受けた正式なオファーは、サウジアラビアのクラブからのものだけだったようだ。

 その後、ムバッペは1年の延長オプションを行使することなく、今夏にフリートランスファーでレアルに移籍。シーズン開幕を告げるUEFAスーパーカップのアタランタ戦(○2-0)でいきなりゴールを決めて優勝に貢献し、ラ・リーガでもここまで4戦2発の活躍を見せている。