パリオリンピックを最下位で終えたバスケ女子日本代表、恩塚亨ヘッドコーチが任期満了により退任に

AI要約

女子日本代表ヘッドコーチの恩塚亨氏が任期満了に伴い退任することが発表された。

恩塚氏は、アシスタントコーチから女子日本代表ヘッドコーチに昇格し、パリ五輪での挑戦は失敗に終わった。

JBAは、恩塚ヘッドコーチの功績を評価しつつ、新体制の構築に取り組むことを発表した。

パリオリンピックを最下位で終えたバスケ女子日本代表、恩塚亨ヘッドコーチが任期満了により退任に

日本バスケットボール協会(JBA)は、9月11日にメディアブリーフィングを開催し、女子日本代表を率いた恩塚亨ヘッドコーチが任期満了に伴い退任することを発表した。

大分県出身、現在45歳の恩塚氏は早稲田大学大学院を経て2002年からコーチとしてキャリアをスタートさせた。2007年からはアナリストやアシスタントコーチとして女子日本代表に携わり、東京五輪では銀メダル獲得に貢献した。その後、女子日本代表のヘッドコーチに就任し、パリ五輪では『走り勝つシューター軍団』をコンセプトに金メダル獲得を目標としたが、予選グループフェーズ3連敗で出場12チーム中最下位という結果に終わった。

JBAの東野智弥技術委員長は恩塚ヘッドコーチについて以下のようにコメントしている。「恩塚ヘッドコーチは今回で退任します。オリンピックの結果だけで決断したわけではなく、これまでの功績は評価しています。ビデオコーディネーターから長く日本代表に携わり、技術委員会を一緒になって作ってくれた恩塚ヘッドコーチには感謝しかありません。有能な人物であり、将来また代表強化に戻ってきてもらいたいと思っていますが、今回で契約満了となり、年内を目処に新体制を作っていきます」