【阪神】「赤い甲羅」出せるか…逆転Vにらむ大竹耕太郎「バナナしか出せなかったらきつい」
阪神大竹耕太郎投手がDeNA戦に先発し、優勝争いへの意欲を示す。
大競争の中、個人とチームの意欲を強調。
状況をゲームに例え、逆転を目指す姿勢を見せる。
阪神大竹耕太郎投手(29)が12日のDeNA戦(甲子園)に先発する。登板前日の11日、左腕は苛烈を極める優勝争いを人気ゲームに例えて、逆転への意欲を示した。
個人としては2年連続の10勝がかかり、眼下の敵相手に落としたくない一番。「もう先を考えず、この1試合をしっかり投げ切りたい。どうやったら気持ちよくスイングできないかを考えて投げたい」と目の前の対戦、自分の仕事に集中する姿勢を強調した。
優勝から4位まで可能性が残る大混戦。「これだけみんな苦労して、もし優勝できたらそっちの方が価値があると思う」と話し、状況を「マリオカート」に例えて「(1位で)バナナしか出せなかったらきつい。(強い撃墜アイテム)赤甲羅で阻止するというか」と表現した。追う者の強みを発揮したい。