鈴木誠也 美技連発22歳のフェンス際の魔術師ぶりに驚き「マジックテープでも付いてるんじゃないか」
カブスの若手外野手クルーアームストロングが、2安打2打点を含む好プレーでチームを勝利に導く活躍を見せた。
クルーアームストロングは攻守にわたり、相手チームを圧倒。内野安打や好捕、そして重要な打点を挙げた。
鈴木誠也もクルーアームストロングのプレーを絶賛し、その活躍に驚きを隠せない様子だった。
◇ナ・リーグ カブス6-3ドジャース(2024年9月10日 ロサンゼルス)
カブスのピート・クルーアームストロング外野手(22)が10日(日本時間11日)、敵地でのドジャース戦に「8番・中堅」で先発出場。2安打2打点に加え、再三の好守備でチームを勝利に導いた。
クルーアームストロングは2回2死一、二塁で痛烈なゴロを放ち、これが一塁手・フリーマンを襲う内野安打となり、先制点をもたらした。
5回の第2打席も右前打をマーク。7回の第3打席は右飛に倒れたが、8回1死二、三塁でニゴロを放った際に三塁走者が生還。この日、2打点目をあげた。
守備でも7回2死一塁でK・ヘルナンデスの右中間に飛んだ打球を懸命に追いかけ、スライディングキャッチで好捕。8回には大谷の右中間へ飛んだフライを地面すれすれでキャッチした。
極めつけは6-3で迎えた9回2死三塁。マンシーの放った打球はスタンド最前列まで飛び、ファンが帽子でキャッチを試みたが、ジャンプしてめいっぱいグラブを伸ばし、その本塁打性のボールを“強奪”。中飛に仕留めて、ゲームセットとなり、飛び跳ねて大喜びした。
試合後、クルーアームストロングの再三の美技を同僚の鈴木誠也も絶賛。「とんでもないプレーをしているのは何回も目の前で見ている。凄いですよね。グラブにマジックテープでも付いてるんじゃないかってぐらい凄いなと思います。相手からしたら最悪ですね」と驚いていた。