今永昇太は7回3失点 ソロ3発被弾も勝利投手の権利得て降板 大谷翔平は3打数無安打に封じる

AI要約

カブスの今永昇太投手が7回7安打4奪三振3失点の好投も逆転で勝利投手に

大谷翔平投手は3打数ノーヒットに封じられるも、大谷を含む3本のソロ本塁打を浴びた

前回の好投から一夜明けての登板準備を行い、初めてのドジャースタジアムでの投球に向けて意気込む

今永昇太は7回3失点 ソロ3発被弾も勝利投手の権利得て降板 大谷翔平は3打数無安打に封じる

 ◇ナ・リーグ ドジャース ― カブス(2024年9月10日 ロサンゼルス)

 カブスの今永昇太投手(31)が10日(日本時間11日)、敵地でのドジャース戦に先発。3本のソロ本塁打を浴びるなど7回7安打4奪三振3失点ながら、8回に味方が逆転し、勝利投手の権利を得ての降板となった。前回4月6日のドジャース戦で三振、三邪飛と2打数無安打に抑えていた大谷翔平投手(30)は3打数ノーヒットに封じた。

 初回は1番・DHの大谷を初球高めの直球で遊飛に打ち取ったのに続き、ベッツ、フリーマンも左飛と、わずか4球で3者凡退。だが2回、先頭打者の4番・エドマンに初球の92.4マイル(約148.7キロ)直球を左翼席へ運ばれて同点とされた。

 3回無死一、二塁は大谷を一ゴロ併殺に仕留めてしのいだが、4回は1死走者なしから、エドマンにまたも初球の93.7マイル(150.8キロ)直球を狙われ、左翼席へ勝ち越しソロを被弾。5回には先頭の7番・マンシーに真ん中への92.5マイル(約148.8キロ)直球を右翼席へ叩き込まれ、4回途中10失点した6月21日のメッツ戦以来、自身ワーストタイの1試合3被弾となった。その後の大谷は右翼への大飛球に抑え、7回には味方失策の一塁走者をけん制で刺すなど得点を許さず、計89球を投じて交代した。

 前回4日のパイレーツ戦では7回無安打無失点と好投し、12勝目をマーク。チームは継投によるノーヒットノーランを達成した。前日9日は練習前にブルーシートがかけられたドジャースタジアムのマウンドに立ち、シャドーピッチングを行って傾斜などの状態を確認。初めてのドジャースタジアムでの登板に向けてセット、クイック、走者一塁、二塁などの各状況を想定して8回腕を振っていた。