韓国代表が早くも背水の陣 エース孫興民をサブ、J1町田オ・セフンの先発案が浮上

AI要約

韓国代表の洪明甫監督がW杯アジア最終予選に臨み、前途に暗雲が立ち込めている状況

批判を浴びる洪監督がチームの戦術や選手起用に変化を持たせる可能性があると報じられている

洪監督自らも選手の体調を重視し、大幅な先発メンバーの変更を示唆している

韓国代表が早くも背水の陣 エース孫興民をサブ、J1町田オ・セフンの先発案が浮上

 北中米W杯アジア最終予選に臨んでいる韓国代表の洪明甫監督が早くも〝背水の陣〟で臨む。

 初戦で格下パレスチナにホームで引き分けた韓国は10日にアウェーで難敵オマーンと対戦する。

 すでに洪監督への批判が高まっている。韓国メディア「ニュース1」は落とせない試合について「足の甲に火が落ちた韓国ではこの流れを早く切らなければ、より大きな危機を迎えることになる」とし「まずスターティングメンバーに変化が感知される」と報じた。

 なかでも、初戦で動きの重かった大エースのFW孫興民(トットナム)がサブに回る可能性があるという。「専門家らは攻撃の中心である孫興民をスタメンではなく交代で投入するスーパーサブの役割も必要だという見方も出した。相手の力が抜ける後半に投入するのが、疲労する孫興民が持つ能力を最大に引き出すことができるという分析だ」と指摘した。

 さらに「最前線には初戦で途中出場して可能性を見せたオ・セフン(J1町田)を先発に変更するカードも考慮される」という。

 実際、洪監督は初戦を終えた後に「重要なのは選手たちのコンディションだ。選手たちの体調をよくチェックしてスタメンを組む」とし「孫興民、李康仁(パリ・サンジェルマン)ら、私たちのチームにとって非常に重要な選手たちをどうすれば最上に活用できるか解決策をよく探す」と話しており、大幅な先発変更の可能性もありそうだ。