ヤクルト3連敗で借金最多20…高津監督は高橋奎に厳しい言葉「置きにいくボールばっかり…当然の結果」

AI要約

ヤクルトは阪神に完敗し、今季15度目の零敗で借金20となった。

高橋奎二投手が5回4失点で9敗目を喫し、高津監督は不安を指摘。

打線も元気がなく、阪神戦は2年連続の負け越しとなった。

ヤクルト3連敗で借金最多20…高津監督は高橋奎に厳しい言葉「置きにいくボールばっかり…当然の結果」

 ◇セ・リーグ ヤクルト0―6阪神(2024年9月7日 神宮)

 セ・リーグ最下位のヤクルトが阪神に連敗し3連敗。今季15度目の零敗で借金20となった。先発の高橋奎二投手(27)は5回4失点で今季9敗目(5勝)。

 今季ワースト借金を更新する完敗を喫した高津臣吾監督(55)は試合後、先発の高橋について「明らかに表情を見ても、姿見ても、不安を持ってマウンドに上がってますね。その打たれる不安じゃなくて、ストライクが入るかとか、どうやって投げたらいいのかとか、そういうふうに僕には映りました。だから50球ぐらい行けばある程度感覚がつかめる。腕が振れてくる。初回なんて、どちらかというと合わせにいく、置きにいくボールばっかりだったので。当然の結果ですね」と厳しい表情で語った。

 打線も元気がなかった。指揮官は「得点圏でいかに打つかだと思います。12打数1安打。そりゃ点にはならないと思いますし、ホームなんでね…。やっぱり真っすぐの打ち損じっていうのが非常に多かったように見えますね」と自身の考えを示した。

 これで今季の阪神戦は8勝13敗で2年連続の負け越しが決定。本拠・神宮で5連敗を喫し残り21試合。「今年を象徴してるんじゃないですか。先発が弱い、イニングを稼げない、貯金ができない。それが全て出たゲームというか、初回と言っていいのか、典型的なゲームだったような気がしますけどね」。高津監督は厳しい表情のまま引き揚げた。