指揮官一問一答 ヤクルト・高津監督、4番・村上宗隆に「やっぱり彼が打たないと、なかなか点につながらない」

AI要約

ヤクルトが阪神に完敗し、2連敗で借金が膨らんだ。

打線が力不足で中軸のつながりに課題があることが明らかになった。

苦戦中の村上や新人武岡に期待がかかる中、チームは不運もある中で成長を求められている。

指揮官一問一答 ヤクルト・高津監督、4番・村上宗隆に「やっぱり彼が打たないと、なかなか点につながらない」

(セ・リーグ、ヤクルト1-9阪神、20回戦、阪神12勝8敗、6日、神宮)リーグ最下位のヤクルトは9月最初の本拠地神宮での一戦で、投打に見せ場なく完敗。2連敗を喫し、借金は今季ワーストタイの19に膨らんだ。高津臣吾監督(55)の主な一問一答は以下の通り。

――先発したサイスニードは五回途中5失点で8敗目(2勝)

「あまりボールも走っていなかったかな」

――5番の佐藤輝に満塁本塁打を浴びるなど阪神のクリーンアップ(森下、大山、佐藤輝)に計8安打7得点と固め打ちされた

「うーん。中軸というかね、そこのつながりが、タイガースはすごいなと思ってみていましたけど。うん、そうですね、よくつながる打線だと思いますね」

――4番の村上は3打数無安打。当たりが戻ってこない

「うん、そうですね。きょうは練習もすごく良くて試合を楽しみにしてたんですけどね、結果につながらなかったですね」

――9月は打率0割台と苦戦している

「彼だけじゃないですけど、やっぱり、彼が打たないとね、なかなか点につながらないですね」

――高津監督からも声をかけた

「特にはないですね。バッティングコーチもつきっきりでやっているので」

――主将の山田に代わって23歳の武岡を「6番・二塁」に起用した

「大チャンスなんですけどね。なんていうのかな、そこをものにできない。ちょっと残念ですね。代わりに出ている間に、印象に残るような1本だったり、プレーを期待していたんですけどね」

――守備では不運もあったが影響は

「確かに打ち取った当たりがヒットになったりとか。詰まった当たりとか、大山のセンター前もそうですけども、泳いだ当たりが抜けていったりとか(あったが)、それも野球の一部なので。向こうの振りが強いですよ。だから、ミスショットでも良いところに飛んでいくのかな。結果がよくなるのかなと思いますけどね」

――高卒3年目の小森がプロ初昇格し、初出場した

「これからですね。1軍の雰囲気に慣れて、慣れてというか、経験していろんなものを吸収していってほしいなと思いますけどね」