バージニア大・サンバック2冠「みんなを初優勝に導けてうれしい」 ショット乱れるも耐えて笑顔
サンバックが団体との2冠を達成し、チームメートと喜び合った。
サンバックは2日連続ボギーなしでリードしていたが、最終日はショットが乱れていた。
最終ホールでのボギーで辛くも単独優勝し、謙虚な姿勢を見せた。
◇第1回パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグbyグランフィールズカントリークラブ最終日(2024年9月6日 静岡県 グランフィールズCC=男子7257ヤード、女子6226ヤード。いずれもパー72)
サンバックがホールアウトするとチームメートが駆け寄り、グリーン上で抱き合った。第1回大会で団体との2冠。チームのエースは「みんなを初優勝に導けてうれしい」と喜びに浸った。
第2日までボギーなしの11アンダーで9打差をつけたが、この日はショットが乱れた。3番で初ボギーを叩くなど、バーディーなしで折り返し。17番のボギーで1打差に迫られた。18番は第1打を隣ホールの斜面に曲げるなどピンチを迎えたが、ボギーでしのぐと、追う小林翔も3パットのボギー。単独優勝が転がり込んだ。
「一日中調子が悪かった。17、18番の連続ボギーは残念だけど、それでも勝てて良かった」と胸をなで下ろした。理想としているのは「優しくて控えめな選手として知っていただければ」ということ。謙虚な姿勢が彼女の根幹となっている。