「練習で懐かしいなって…」“元同僚”三笘と再演の町田浩樹、左CBから2ゴール演出「臆せずに縦パスを打ち込めた」

AI要約

後半に町田浩樹の縦パスから2ゴールが生まれ、日本代表が中国を7-0で圧倒。

町田は精度を上げ、自身のプレーを振り返り、前半のミスを乗り越えたことを語る。

2年ぶりに共演した三笘薫との連携も見どころとなり、チームの攻撃の軸を担うことが期待される。

「練習で懐かしいなって…」“元同僚”三笘と再演の町田浩樹、左CBから2ゴール演出「臆せずに縦パスを打ち込めた」

[9.5 W杯最終予選 日本 7-0 中国 埼玉]

 中国が5バックへの布陣変更を行ってきた後半の立ち上がり、日本代表の2ゴールはいずれもDF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)の縦パスから生まれていた。

 まずは後半7分、町田は左ハーフスペースに位置取ったMF南野拓実に落ち着いてつけると、そこから南野がMF三笘薫とのワンツーでペナルティエリア左を打開。最後は相手を股抜きでかわし、ファーサイドネットに流し込んだ。

 さらに圧巻だったのは後半13分、町田は1トップのFW上田綺世に直接縦パスを差し込むと、これを上田がフリックし、南野が今度はゴール正面に侵入。右にかわしてゴール右に流し込んだ。

 序盤は縦パスが相手に何度も引っかかり、やや厳しい状況に陥っていた町田だが、時間を重ねるごとに精度が向上。試合後には「前半に一発目でトラップミスして、キックミスして、入り悪いなと思いながら……(苦笑)。それでも臆せずに縦パスを打ち込めたので、ビビんなかった自分を褒めてあげたいです」と振り返った。

 またこの日は2022年1月から半年間にわたってサンジロワーズでチームメートだった三笘との共演も実現。3-4-2-1は当時のフォーメーションでもあるため、記憶を手繰り寄せながらのプレーだったようだ。

「2年ぶりとかなので、練習で『懐かしいな』って話したけど、感覚は覚えていないので(笑)、もう少し内側で受けてといった擦り合わせはしていた」。前半には三笘が空けた中央寄りのスペースに入り込む場面も。今度も三笘の左サイドが攻撃の軸を担うことが見込まれる中、上々の連係でも大きなアピールとなった。