オシムヘンの新天地がガラタサライに正式決定！ レンタル移籍で加入…契約解除金も大幅減額へ
ガラタサライはナポリからFWヴィクター・オシムヘンを獲得し、シーズンレンタルで取引を完了した。
オシムヘンはナポリで活躍し、セリエA得点王に輝くなど輝かしい実績を持つが、多くのビッグクラブからの関心が寄せられた中、ガラタサライへの移籍が実現した。
ガラタサライはオシムヘンに高い期待を寄せており、チームの優勝に貢献してもらうことを期待している。
ガラタサライは4日、ナポリからナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンを獲得したことを発表した。シーズンレンタルでの取引となっている。
現在25歳のオシムヘンは、2019年夏に加入したリールで台頭。2020年夏のナポリ移籍後に飛躍し、同クラブで通算133試合に出場して76ゴールを記録してきた。2022-23シーズンにはセリエAで26ゴールをマークして得点王に輝き、ナポリ33年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献するなど同クラブの歴史に名を刻んだ。
そのオシムヘンには多くのビッグクラブからの興味が伝えられ、今夏の去就が不透明に。欧州主要リーグの移籍市場が閉鎖する8月30日までにチェルシーやサウジアラビア方面からの具体的な関心が報じられたものの、移籍は実現せず。最終的に、ガラタサライへのレンタル移籍という決着をみることになった。迎えた4日、ガラタサライは正式に獲得を発表。同クラブは公式サイトで「スピード、パワー、空中戦、得点力を兼ね備えた完成されたFWであるオシムヘンが、シーズン終了まで熱心にガラタサライの優勝に尽力することになるだろう。選手のさらなる活躍を心より祈っている」とコメントし、期待を表現している。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、今回のレンタル移籍に買い取りオプションは付帯していないとのこと。900万～1000万ユーロ（約14億5000万円～約16億円）ほどとみられる選手給与はガラタサライが支払うことになった。また、これまで1億3000万ユーロだった同選手の契約解除金は7500万ユーロ（約121億円）に引き下げられるようだ。
かつて日本代表DF長友佑都も所属したガラタサライはトルコリーグ歴代最多24度を誇る名門。昨季に史上最多の勝ち点102を積み重ねてリーグ連覇しており、今季も開幕から3戦3勝の好スタートを切っている。
