エンゼルス右腕ジョイスがメジャー史上3位の105・5マイル「ファンが後押ししてくれたかも」

AI要約

エンゼルスのジョイスが史上3位の球速を記録し、ドジャース戦で空振り三振を奪った。

105.5マイルの速球は今季MLB最速で、チャプマンに次ぐ歴代3位の記録となった。

ジョイス自身も以前に同じ速球を投げており、今後の成長に期待を寄せている。

エンゼルス右腕ジョイスがメジャー史上3位の105・5マイル「ファンが後押ししてくれたかも」

<エンゼルス2-6ドジャース>◇3日(日本時間4日)◇エンゼルスタジアム

 エンゼルスの剛球右腕ジョイスが、メジャー史上3位の105・5マイル(約169・8キロ)を出した。ドジャース戦の9回2死、エドマンに対し、2ストライクから内角低めの速球で空振り三振を奪った。「ファンが後押ししてくれたかも。2ストライクだったし、自分の力を振り絞って投げた。正直に言うと、他の球の方が強く投げたと思っていたから、驚いているよ」と話した。

 球速は今季のMLB最速で、08年のスタットキャストの計測開始後では、チャプマンが10年に記録した105・8マイル(約170・3キロ)と16年の105・7マイル(約170・1マイル)に次ぐ歴代3位。チャプマンの2球はボール球で、三振奪取球では最速となった。ジョイスはテネシー大時代にも同じ105・5マイルを出しており、最速更新について「そうなるといいし、実際どうなるかはこれから分かるさ」と自信をのぞかせた。