ベッツ『目前敬遠』はキャリア3度目だった…燃えて3ラン、復帰時には大谷翔平の“1番継続”に少し苛立ちをみせたことも

AI要約

ドジャースのベッツが敵地でのエンゼルス戦で3ランを放ち、大谷が申告敬遠される中、ベッツは勝負強さを見せた。

ベッツは冷静に相手の作戦を理解し、大谷との打順もはまっているとコメント。

大谷とベッツは並び立たないが、チームプレーヤーとして勝利を目指し、プレーオフ争いで輝いている。

ベッツ『目前敬遠』はキャリア3度目だった…燃えて3ラン、復帰時には大谷翔平の“1番継続”に少し苛立ちをみせたことも

 ◇3日(日本時間4日)MLB エンゼルス2―6ドジャース(アナハイム)

 ドジャースのベッツが3日、敵地でのエンゼルス戦の延長10回にダメ押しの3ランを放った。直前の1番大谷が申告敬遠。ドジャースファンから大ブーイングが起きた後、ベッツは意地の3ランを放った。

 地元局によれば、ベッツのキャリアで自身の打席直前に敬遠されたのは今回が3度目。レッドソックス時代に、強打者デービッド・オルティーズが歩かされて迎えた2度の打席以来だった。

 ベッツが燃えないはずはないが、試合後は冷静に「相手の作戦は理解できる」と語り、負けず嫌いの顔を隠した。

 ベッツが復帰する時、首脳陣は大谷の1番継続を決めた。ベッツは「自分が翔平よりすごい打者とは言えない。翔平が言えば、何でも通る」と少しいら立っていたようだったが、1番・大谷、2番・ベッツは明らかにはまっている。

 大谷には勢いをつけるメジャー屈指のパワーがあり、足がある。ベッツは得点圏3割7分を超える勝負強さがある。スーパースターは並び立たないというケースもあるが、お互い「勝利」が大前提というチームプレーヤー。2人はプレーオフ争いも佳境に入り、強烈な輝きを放っている。