【中日2軍】根尾昂、新潟で躍動「やっていることがしっかり出せた」救援登板で5イニング無失点

AI要約

中日・根尾昂投手はファーム交流戦で5イニングを投げ3安打無失点の好投を披露し、アピールした。

井上2軍監督は根尾の姿勢を称賛し、成果を出し始めていると評価した。

根尾は1軍での初登板後、2軍で調整を続けながら長いイニングを投げることを目指している。

【中日2軍】根尾昂、新潟で躍動「やっていることがしっかり出せた」救援登板で5イニング無失点

◇3日 ファーム交流戦 オイシックス8X―7中日(新潟・みどりと森の運動公園)

 中日・根尾昂投手(24)が3日、ファーム交流戦のオイシックス戦(新潟・みどりと森の運動公園)で救援登板。5イニングを投げ3安打無失点に抑える好投でアピールした。試合は中日が7―8でサヨナラ負けを喫した。

 新潟の地で根尾が躍動した。先発・石森の後を継いで3回から登板すると、7回までスコアボードに「0」を並べ5イニングを零封。上々の結果にまとめた。

 「今日はやっていることがしっかり出せたのかなと思います」

 ロングリリーフでしっかりと試合をつくった。マウンドに上がった3回は、4番から始まる相手打者を三者凡退に抑えて上々の立ち上がり。4、6、7回は得点圏に走者を置いたものの、いずれも粘りの投球で得点を許さなかった。

 井上2軍監督は「調子が良くなかった時でも何かを盗むとか、やり方を変えたりとか、必死な姿を見ていたので、それが実を結びつつあるのかなと思う」と評価した。

 今季は8月4日の広島戦(マツダ)で1軍初登板するも3イニング6失点で降板。翌5日に出場選手登録を抹消され、以降は2軍調整となっている。

 「もっと長いイニングを投げられるようにしたい。こうしたいで終わらせないように、ちゃんと実現できるようにしたい」と前を見据えた。