新天地リーズデビューの田中碧、指揮官が評価した点とチームへの冷静な分析とは?

AI要約

新加入のMF田中碧について、リーズのダニエル・ファルケ監督の言及や評価、チーム状況に関する情報が明らかになっている。

ファルケ監督は田中を含む夏の補強に満足しており、若手選手たちの成長やポテンシャルに期待を寄せている一方、優勝候補としての現実的な評価も述べている。

リーズは無敗を維持しながらも、新戦力の組み込みや強豪チームとの戦いに向けて課題を意識している様子がうかがえる。

新天地リーズデビューの田中碧、指揮官が評価した点とチームへの冷静な分析とは?

リーズのダニエル・ファルケ監督が新加入のMF田中碧について言及した。『ヨークシャー・ポスト』が伝えている。

田中は移籍市場が閉まる当日の8月30日に、デュッセルドルフからリーズへの移籍が決定。すると翌日のチャンピオンシップ第4節ハル・シティ戦でいきなりメンバーに入り、終盤から途中出場した。リーズは2-0で勝利し、2勝2分で無敗をキープしている。

今夏の補強についてファルケ監督は「フルバックを獲得し、ミッドフィルダーも獲得した」と満足し、こう続けた。

「最後に獲得した4人の選手は、23歳、24歳、25歳といい年齢で、ティーンエイジャーではないが、キャリアの上ではまだ多かれ少なかれ上り坂にいる。彼らはここに来ることを切望しているし、彼らにとってはこのようなビッグクラブに関わることは大きな挑戦だ。ポテンシャルもクオリティも非常に興味深い選手たちだ」

また、田中については「トッププレーヤーだが、トップリーグでプレーしたことはない」と慎重な姿勢を示しつつ、「非常にクールな選手であり、クールな人間だ。ボールを持っていても冷静だね。我々が残り10分でボールをほとんど失わなかったこともあり、彼はこの点を示してくれた」と評価している。

一方で、「興味深い選手を獲得したとはいえ、このレベルで完全に実績があり、成熟しているわけではない」と指揮官は冷静で、「多くの主力選手が退団し、リーグで活躍していた多くの選手がそれぞれのポジションで圧倒的な強さを発揮した後では、このリーグで優勝候補になるようなブランド力はもうないと言ってもいいかもしれない。エキサイティングなメンバーは揃っているが、大本命には程遠い」と認めている。