横井咲桜、中国選手4連破でWTTシングルス初V 吉山僚一は世界ジュニア4冠王に敗れ準優勝＜卓球・WTTフィーダーマスカット2024＞
WTTフィーダーマスカット2024は大会最終日を迎え、全日程が終了した。
女子シングルスでは横井咲桜が4連戦を制し、初優勝を果たした。男子シングルスでは吉山僚一が準優勝となった。
各部門の上位入賞者や試合結果も紹介され、激戦の様子が伝えられた。
＜卓球・WTTフィーダーマスカット2024 日程：2024年8月29日～9月1日 場所：マスカット（オマーン）＞
1日、WTTフィーダーマスカット2024は大会最終日を迎え、全日程が終了した。
女子シングルス準決勝では、横井咲桜（ミキハウス）が覃予萱（チェンユーシュアン・中国）と対戦。第1ゲームは横井、第2ゲームは覃予萱が取る互角の展開となるが、第3ゲームのデュースを制した勢いのまま横井が第4ゲームも奪取。ゲームカウント3-1で横井が勝利し、決勝進出を果たした。
決勝では、横井は臧小桐（ヤンイユン・中国）と対戦。ここまで3試合続けて中国選手との激戦を制してきた横井は、決勝では序盤から完全にペースを掴み、2ゲームを連取する。
優勝に王手をかけた第3ゲームは、中盤まで横井がリードを奪うも、後半で追いつかれ試合はデュースに突入。しかし、最後は踏ん張りきった横井が13-11でゲームを奪い、ストレートで勝利。横井は中国選手との4連戦を制し、WTTシングルス初優勝に輝いた。
男子シングルス準決勝では、吉山僚一（日本大）がCHEN Yuanyu（中国）と対戦。吉山は前日の激戦を制した勢いを衰えることなく、第1ゲームを先取。第2ゲームはCHEN Yuanyuに取られるも、第3ゲームは吉山が取りきり、そのまま2ゲームを連取。ゲームカウント3-1で吉山が勝利し、決勝進出を決める。
決勝では、吉山は2017年世界ジュニア選手権4冠王の薛飛（シュフェイ・中国）と対戦。競り合いとなった第1ゲームは吉山が逃げ切り先取するも、第2ゲームは中盤で抜け出した薛飛が奪取。続く第3ゲームもその勢いのまま薛飛が流れを掴み、第3、第4ゲームを連取。吉山はゲームカウント1-3で敗れ、惜しくも準優勝となった。
＜男子シングルス＞
第1位：薛飛（シュフェイ・中国）
第2位：吉山僚一（日本大）
第3位：CHEN Yuanyu（中国）、袁励岑（ユエンリィツェン・中国）
＜女子シングルス＞
第1位：横井咲桜（ミキハウス）
第2位：臧小桐（ヤンイユン・中国）
第3位：覃予萱（チェンユーシュアン・中国）、ZHU Sibing（中国）
＜男子ダブルス＞
第1位：Joe SEYFRIED/Bastien REMBERT（フランス）
第2位：向鵬（シャンパン）/袁励岑（ユエンリィツェン・中国）
第3位：曾蓓勲（ツォン・ベイシュン）/薛飛（シュフェイ・中国）、John OYEBODE/Carlo ROSSI（イタリア）
＜女子ダブルス＞
第1位：徐奕（シューイ）/范姝涵（ファンシューハン・中国）
第2位：ZHU Sibing/臧小桐（ヤンイユン・中国）
第3位：ZONG Geman/覃予萱（チェンユーシュアン・中国）、王暁彤（ワンシャオトン）/韓菲児（ハンフェア・中国）
＜混合ダブルス＞
第1位：薛飛（シュフェイ）/王暁彤（ワンシャオトン・中国）
第2位：袁励岑（ユエンリィツェン）/ZONG Geman（中国）
第3位：向鵬（シャンパン）/韓菲児（ハンフェア・中国）、Payas JAIN/Swastika GHOSH（インド）
