楽天、本拠地で痛恨の3連敗、再び借金生活に 先発・古謝が5イニング無失点投球も継投が裏目

AI要約

楽天は継投が裏目に出て序盤に奪った2点のリードを守れず、本拠地で痛恨の3連敗を喫した。

打線は得点のチャンスを生かせず、特に浅村の中軸が力を発揮できずに試合を落とした。

先発の古謝は好投を見せるも、ブルペンが崩れてオリックスに逆転を許し、今季初の借金を作る結果となった。

楽天、本拠地で痛恨の3連敗、再び借金生活に 先発・古謝が5イニング無失点投球も継投が裏目

◇1日 楽天2―6オリックス(楽天モバイルパーク宮城)

 楽天は継投が裏目に出て序盤に奪った2点のリードを守れず、本拠地で痛恨の3連敗。8月20日以来の借金「1」となった。5位・オリックスとのゲーム差は「2・5」。しかし、3位・ロッテがソフトバンクに敗れたため、ゲーム差は「3」のままとなった。

 これでオリックス戦は今季9勝12敗。特にホームゲームでは2勝7敗と大きく負け越している。そのうちの1勝は秋田での試合で、本拠地仙台での勝利は4月16日の今季初戦のみだ。

 打線は1回に浅村の右前適時打で22イニングぶりの得点を挙げて1点を先制。3回には無死満塁の好機を迎えたが、4番に戻った浅村が遊撃へ併殺打。1点を追加したものの、複数得点はならなかった。さらに、5回には無死一、二塁と攻め込んだが、辰己、浅村、鈴木大の中軸がともに凡退し、さらなる追加点を奪えなかった。

 先発の古謝は5回まで無失点投球を続けてブルペン陣にバトンタッチ。しかし、6回に登板した渡辺翔が無死二、三塁から”天敵中の天敵”となっている6番・頓宮に中前へ同点となる2点適時打を献上。さらに2死二塁から9番・若月に勝ち越しの左前適時打を許した。