52人の高校生フィジーカーたちが進む、夢へのルートはここから

AI要約

全国高校生メンズフィジーク・チャンピオンシップス2024が開催され、52人の高校生が競い合った。

172cm以下級では岩上寿志が金メダルを獲得し、オーバーオール優勝も果たした。

172cm超級では渡邊陽日輝が優勝し、高校生たちの成長曲線を見守ることが重要である。

52人の高校生フィジーカーたちが進む、夢へのルートはここから

高校生No.1の座を争う夢の舞台、全国高校生メンズフィジーク・チャンピオンシップス2024が8月25日に開催された。ステージに立ったのは52人、はつらつとした笑顔で真夏のステージを彩った。

172cm以下級では、桜丘高校の岩上寿志が見事に金メダルを獲得した。トータルの筋量はこの年代では十分、特にウォーキング中もシックスパックに割れた状態を保っていた腹筋が特徴的で、フロントポーズでの存在感は際立っていた。結果としてオーバーオール優勝も達成。この日はボディビルでも5位入賞を果たしたように、今後はクラシックフィジークなども含め、どのカテゴリーで戦っていくのかが楽しみだ。

172cm超級では渡邊陽日輝(千葉県立浦安高校)が頂点に立った。180cmの長身を生かして高校ではバレーボール部で活躍。去年から今年にかけてはSUMMER STYLE AWARDに出場して優勝を経験するなど実績を積んできた男が、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の大会でも見事に結果を残してみせた。

高校生たちのボディビル人生はまだはじまったばかり。この日、上位入賞を果たした者もそれが叶わなかった者も、それぞれのルートを進みながら汗を流し、高みを目指し続けていくだろう。その努力を経て彼らが描く豊かな成長曲線を、これからも見守っていきたい。