無敗フジユージーンがJRA、道営勢と激突!出走予定馬を岩手県競馬組合発表/不来方賞

AI要約

岩手県競馬組合は不来方賞(Jpn2、ダート2000メートル、9月3日)の出走予定馬16頭と補欠馬3頭を発表した。

不来方賞はJRA勢や地元岩手所属馬、道営からの出走馬が揃うレースで、優勝馬にはジャパンダートクラシックの優先出走権が与えられる。

大井の無敗馬ダテノショウグンは勝利し、不来方賞を回避してジャパンダートクラシックへの出走権を獲得した。

 岩手県競馬組合は29日、不来方賞(Jpn2、ダート2000メートル、9月3日)の出走予定馬16頭と補欠馬3頭を発表した。

 JRA勢はカシマエスパーダ(牡、鈴木慎)、サトノフェニックス(牡、西園正)、サンライズジパング(牡、音無)、サンライズソレイユ(牡、矢作)、タイセイミッション(牡、伊藤圭)の5頭。地元岩手所属は8戦無敗のフジユージーン(牡、瀬戸幸)など9頭、道営からはパッションクライ(牡、山口竜)、ブラックバトラー(牡、田中淳)の2頭が名前を連ねている。31日の出走投票日までに回避馬が出た場合は補欠馬に繰り上がりの可能性がある。

 不来方賞は19年以降は岩手クラシックの3冠目だったが、今年からJRA交流のJpn2にリニューアルされ、地方、JRAの所属を問わず、1着馬には新設された「3歳ダート3冠」の最終戦ジャパンダートクラシック(Jpn1、ダート2000メートル、10月2日=大井)の優先出走権が与えられる。

 なお、19日の選定馬発表で名前のあった大井の7戦無敗馬ダテノショウグン(牡、森下淳)は14日に行われた黒潮盃を勝って、ジャパンダートクラシックの優先出走権を獲得。不来方賞を回避することが25日に岩手県競馬組合から発表されている。