「ドジャースは素晴らしい大谷翔平のグッズを制限し、再びファンをだましている」米メディア指摘「これは正しくない」

AI要約

大谷翔平のボブルヘッド人形がドジャー・スタジアムで配布されるが、高額なチケット代と配布数の問題が批判されている。

トレードマークのデコピンとの人気を考慮して、ファンの失望を招く可能性がある企画について、米メディア『FanSided』が苦言を呈している。

配布される人形は特別版も含め謎に包まれており、前回同様ファンの行列や渋滞が予想される。

「ドジャースは素晴らしい大谷翔平のグッズを制限し、再びファンをだましている」米メディア指摘「これは正しくない」

 ドジャースは現地8月28日に本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれるボルティモア・オリオールズ戦で、愛犬デコピンを抱きかかえる大谷翔平のボブルヘッド人形をプレゼントする。

 これに対し、米メディア『FanSided』が、ロサンゼルス・ドジャースのプレゼント企画に苦言を呈した。

「ドジャースは素晴らしい大谷翔平のグッズを制限し、再びファンをだましている。これは正しくない。8月26日時点で、ドジャースは28日のチケットを最低131ドル(約1万9000円)で販売している。翌29日の試合もオリオールズと対戦するが、チケットは最低36ドル(約5000円)からだ」

 批判の理由は、配布する数が4万人と見られている点だ。「チケット代が高額にもかかわらず、入場したファン全員が受け取れるとは限らない」。5月16日のシンシナティ・レッズ戦では大谷の人形を4万体配布したが、集まった観衆は5万3527人。つまり1万3527人は人形を受け取れなかった。

「ファンはオオタニとデコイ(デコピンの米名)の人形を手に入れるためだけに、法外な金額を払っている。前回と同じ数になるなら、最終的に1万人以上ががっかりすることになる。どうしてこれが許されるのだろう」

 

 同メディアは、「10年7億ドル(当時約1015億円)で大谷と契約したドジャースが、大谷を使って契約金を回収するのは当然の行為」としながらも、ファンを失望させてしまう企画に納得がいっていないようだ。

 大谷とデコピンの人形はホーム用の白いユニホーム版に加え、全身がゴールドの特別版も配布される。ただ、全体で何体の人形が配られるのか、特別版が何体になるのかは明らかにされていない。

 前回は4万体のうち、1700体がグレーユニホームの特別版だった。貴重な大谷とデコピンの人形を求めて、今回も試合開始の数時間前から大行列と大渋滞ができると予想されている。

構成●THE DIGEST編集部