【MLB】 攻守噛み合いパドレス連勝 タティス&ダルビッシュが9月復帰予定 逆転地区Vに追い風か

AI要約

パドレスはカージナルスを7対4で下し、マニー・マチャドやジャクソン・メリルの活躍で勝利。バスケスが好投し4勝目を挙げる。タティスJr.とダルビッシュ有の復帰も期待されている。

マチャドとメリルのタイムリーで初回からリードを取り、7回にはカージナルス先発のギブソンから7点を奪う。6連勝中のダイヤモンドバックスに離されているが、復帰組の加入で逆襲の兆しが見える。

タティスJr.とダルビッシュの9月中の復帰が期待される。パドレスはドジャースの動向にも注目し、首位を目指す熱い戦いが続く。

【MLB】 攻守噛み合いパドレス連勝 タティス&ダルビッシュが9月復帰予定 逆転地区Vに追い風か

 日本時間8月27日、パドレスは攻守が噛み合い、カージナルス4連戦の初戦に7対4で勝利した。マイナーから再昇格したばかりの先発ランディ・バスケスが好投で4勝目(6敗)を挙げ、打線もマニー・マチャドとジャクソン・メリルが共に3打点の活躍で牽引。カージナルス先発のカイル・ギブソンから7点を奪い、シーズン6敗目(7勝)を付けた。また同日、勢いに乗るパドレスにフェルナンド・タティスJr.とダルビッシュ有が9月中に復帰するという朗報も舞い込んでいる。

 試合は初回、4番マニー・マチャドが21号2ランを放って先制。さらに3回には勝負強いパフォーマンスを連発している新人ジャクソン・メリルが2点タイムリーを放って、リードを4対1に拡大する。犠牲フライで1点を失ったパドレスは5回、再びマチャドとメリルがタイムリーを放つなどして7点目を追加。最後はタナー・スコットとロベルト・スアレスの剛腕リリーフコンビを投入し、カージナルスを7対4で下した。

 パドレスは後半戦以後の神がかり的な好調がややかげり、6連勝中のダイヤモンドバックスにも離され、首位ドジャースと4ゲーム差の3位となっている。しかし、最近になってエース格のジョー・マスグローブが復帰。そして今日、主砲タティスJr.とダルビッシュが9月中に復帰できるだろうと『MLB.com』が報じ、逆転地区優勝に向けて追い風が吹き始めそうだ。右足のストレス反応で故障者リスト入りしていたタティスJr.は24日に初めて打撃練習を行った。パドレスは公にしていないものの、復帰の目処は立っているようで、タティスJr.が9月中に復帰する可能性は高い。そして制限リスト入りしていたダルビッシュも、昨日実戦形式で3イニング54球を投じ、安打性の当たりを許さなかったという。ダルビッシュは近日中にもマイナーでリハビリが可能だそうだ。

 パドレスが気がかりなのは首位ドジャースの動向だ。ドジャースは明日からア・リーグ東地区2位のオリオールズと3連戦、そしてダイヤモンドバックスと4連戦と難敵との対戦が続く。対するパドレスはカージナルスの次はレイズと、プレーオフ争いからは後退したチームとの対戦になり、ここで差を詰めたいところだ。