【ボートレース】川井萌、地元でデビュー初優勝 25年8月の地元P・G1出走権を獲得/浜名湖

AI要約

地元でデビュー初優勝を果たした川井萌(22=静岡)が、ピット離れで遅れながらも3コースを確保し、最終的に1Mのまくり差しでイン今井美亜をかわして優勝。

川井はプレミアムG1レディースチャンピオンの出走権を獲得し、ファンの前で緊張の表情を見せながら感謝の言葉を述べた。

川井は今後も優勝を目指して頑張ると宣言し、会場から大きな拍手と共に祝福された。

<浜名湖ボート:オールレディース>◇G3◇最終日◇24日

 川井萌(22=静岡)が地元でデビュー初優勝を飾った。

 2枠で臨んだ優勝戦は、ピット離れで遅れたが、動いて3コースを確保。1Mはこん身のまくり差しで先に回ったイン今井美亜をとらえ、2Mを先取りした。この優勝で、来年8月に地元で開催されるプレミアムG1レディースチャンピオンの出走権を獲得した。

 表彰式には会場を埋め尽くすほど、大勢のファンが集結。大声援に包まれながら、川井は壇上に登場した。「ピット離れで遅れて、めちゃめちゃ動揺しました。スタートも分からなかった。1Mは何も考えずにハンドルを入れました。(先頭を走っているのが)信じられなかった。えっ? これ、本当に優勝戦なのかな、と思いながら走ってました。今も実感は沸かないです」と、落ち着かない様子だった。

 最後は大勢のファンに向けて、「ありがとうございました。これからも優勝できるように一生懸命頑張ります」とあいさつ。会場の大きな拍手に包まれていた。